12.4.35　［詳細定義−［MSMQ送信］］ダイアログボックス（バージョン7互換機能）

ユニット名を30バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは「MSMQ送信」です。

ユニットのコメントを80バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。

MSMQ送信を実行させたい実行エージェント名，または実行エージェントグループ名を255バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。

この項目は，次のどちらかに該当する場合，テキストボックスで表示されます。

• JP1/AJS - Viewまたは接続先のJP1/AJS - Managerのバージョンが09-50より前

• リモートジョブネット配下のユニットの定義

上記以外の場合，コンボボックスで表示され，その中から選択できます。コンボボックスに直接入力することもできます。コンボボックスに表示されるリストの内容は，実行エージェントプロファイルの有効／無効，および実行エージェントプロファイルに設定されている内容によって異なります。

実行エージェントプロファイルが無効になっている場合

リストは表示されません。

実行エージェントプロファイルが有効になっている場合

• 指定するジョブが実行エージェントプロファイルに設定されている

  リストには，指定するジョブに許可する実行エージェントが表示されます。

• 指定するジョブが実行エージェントプロファイルに設定されていない

  上位ユニットが実行エージェントプロファイルに設定されていれば，上位ユニットに許可する実行エージェントがリストに表示されます。

  上位ユニットが実行エージェントプロファイルに設定されていなければ，リストは表示されません。

実行エージェントについては，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド　5.1.1 実行エージェント」を参照してください。

注意事項

• ［実行先サービス］で［キューレス］を選択している場合は，実行ホスト名を指定してください。

• Excelのセルをコピーして貼り付けると，入力した文字の最後に半角スペースが挿入される場合があります。半角スペースが挿入された場合，削除してください。

送信先についての指定をします。

［キューパス名］

メッセージを送信するキューを259バイト以内の文字列で指定します。また，マクロ変数を使用できます。

［キューパス名］か［キューラベル名］は，どちらか一方を必ず指定します。デフォルトは空白です。指定できる種類を次に示します。

• ローカルコンピュータのパブリックキュー

• ローカルコンピュータのプライベートキュー

• リモートコンピュータのパブリックキュー

［キューラベル名］

送信先のキューラベル名を124バイト以内の文字列で指定します。また，マクロ変数を使用できます。［キューパス名］か［キューラベル名］は，どちらか一方を必ず指定します。デフォルトは空白です。

メッセージについての指定をします。

［相互関係］

送信するメッセージの相互関係を20バイト以内の文字列で指定します。

この項目は必ず指定します。デフォルトは空白です。指定できる文字列を次に示します。

• A〜Z（大文字の英字）

• 0〜9（アラビア数字）

［メッセージラベル］

送信メッセージのラベルを249バイト以内の文字列で指定します。また，マクロ変数を使用できます。デフォルトは空白です。

［アプリケーション情報］

送信メッセージのアプリケーション情報を16進数で指定します。指定できる値は0〜FFFFFFFFです。デフォルトは空白です。

［配信制限時間］

送信するメッセージの配信制限時間を秒単位で指定します。デフォルトは−2です。この項目を省略した場合，−2が仮定されます。指定できる値を次に示します。

• −2（LONG_LIVED）

• −1（INFINITE）

• 0〜2,147,483,647

［保持時間］

送信メッセージが保持される時間を秒単位で指定します。デフォルトは−1です。この項目を省略した場合，−1が仮定されます。指定できる値を次に示します。

• −1（INFINITE）

• 0〜2,147,483,647

［優先順位］

送信メッセージの優先順位を指定します。指定できる値は［0］〜［7］です。優先度が最も高いのは，［7］です。デフォルトは［3］です。

［配信モード］

送信メッセージの配信モードを選択します。選択できる種類は，［高速］と［回復可能］です。デフォルトは［高速］です。

［ログ］

送信メッセージが届いたあとのログを指定します。デフォルトではチェックされていません。

• ［ジャーナルキューにメッセージを入れる］

  送信したメッセージをジャーナルキューに入れるかを選択します。デフォルトではチェックされていません。

• ［配信不能メッセージキューにメッセージを入れる］

  送信できなかったメッセージを配信不能メッセージキューに入れるかを選択します。デフォルトではチェックされていません。

［メッセージ本文］

［設定］ボタンをクリックすると，［詳細定義−［MSMQ送信］−［メッセージ本文］］ダイアログボックスが表示されます。MSMQ送信のメッセージ本文についての設定をします。［有効］をチェックすると，設定内容が有効になります。

詳細については，「12.4.36 ［詳細定義−［MSMQ送信］−［メッセージ本文］］ダイアログボックス」を参照してください。

ユニットの状態をあらかじめ保留状態にするかどうかを指定します。指定できる種類は，［しない］と［する］です。デフォルトは［しない］です。

ユニットの種別をリカバリーにするかどうかを指定します。指定できる種類は，［通常］と［リカバリ］です。デフォルトは［通常］です。

実行先のサービスを選択します。指定できる種類は，［標準］と［キューレス］です。デフォルトは［標準］です。なお，この項目は接続先JP1/AJS3 - Manager，またはJP1/AJS2 - Manager 07-00-/C以降の場合に表示されます。

ジョブの実行を打ち切る時間を指定するかどうかを選択します。指定できる種類は，［しない］と［する］です。デフォルトは［しない］です。

［打ち切り時間指定］で［する］を選択した場合，打ち切り時間を分で指定します。指定できる値は，1〜1,440です。デフォルトは空白です。

実行所要時間によるジョブの終了遅延監視をするかどうかを指定します。ジョブの終了遅延を監視する場合は［実行所要時間］をチェックします。デフォルトではチェックされていません。

また，［実行所要時間］をチェックした場合は，ジョブの実行所要時間を1〜1,440の範囲内で指定します（単位：分）。

この項目は，JP1/AJS3 - Viewの場合，またはJP1/AJS2 - View 08-50以降の場合に表示されます。なお，実行所要時間によるジョブの終了遅延監視の注意事項については，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド（業務設計編）　5.1.3 ジョブの実行所要時間による終了遅延監視」を参照してください。

ユニットの所有者を31バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは，ログインしているJP1ユーザー名です。ただし，上位ユニットに対して上位ユニット属性継承機能を設定している場合，デフォルトは，上位ユニットの所有者です。

JP1資源グループ名を63バイト以内の文字列で指定します。指定できる文字は，英数字，および「_（アンダーバー）」です。デフォルトは，上位ユニットのJP1資源グループ名です。空白の場合は，アクセス権限の対象になりません。

実行ユーザーの種類を選択します。デフォルトは［登録ユーザー］です。選択できる種類を次に示します。

• ［登録ユーザー］

  ジョブを登録したJP1ユーザーでジョブを実行します。

• ［所有ユーザー］

  ジョブを所有しているJP1ユーザーでジョブを実行します。

ここで指定したユーザーからOSのユーザーに変換されるように，ジョブ実行ホストでユーザーマッピングする必要があります。

なお，上位ユニットに実行ユーザー固定機能を設定している場合，実行ユーザーは，ここでの指定に関係なく，ユニット属性プロファイルの設定に従って固定されます。