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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


12.4.18 [詳細定義−[JP1イベント受信監視]−[拡張属性指定]]ダイアログボックス

[詳細定義−[JP1イベント受信監視]−[拡張属性指定]]ダイアログボックスでは,イベントの重大度および任意の拡張属性を指定します。[詳細定義−[JP1イベント受信監視]−[拡張属性指定]]ダイアログボックスを次の図に示します。

図12‒137 [詳細定義−[JP1イベント受信監視]−[拡張属性指定]]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

[拡張属性指定]

JP1イベントの拡張属性についての指定をします。

[重大度]

受信監視をするJP1イベントの重大度を指定します。指定できる重大度を次に示します。

  • [緊急]

    重大度がEmergencyであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [警戒]

    重大度がAlertであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [致命的]

    重大度がCriticalであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [エラー]

    重大度がErrorであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [警告]

    重大度がWarningであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [通知]

    重大度がNoticeであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [情報]

    重大度がInformationであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

  • [デバッグ]

    重大度がDebugであるJP1イベントを監視する場合にチェックします。

任意の拡張属性]

受信監視をするJP1イベントに,ユーザー任意の拡張属性が指定されている場合,ユーザー任意の拡張属性を指定します。デフォルトは空白です。

ユーザー任意の拡張属性は,「evwfr=拡張属性名:"";」の形式で定義データが格納されます。

「evwfr=拡張属性名:"";」の形式の総バイト数が2,048バイト以内で,複数の拡張属性を指定できます。

[詳細定義−[JP1イベント受信監視]−[拡張属性指定]]ダイアログボックスでは,「拡張属性名」と「値」の部分だけ指定します。

「拡張属性名」は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),または「_(アンダーバー)」から成る32バイト以内の文字列で指定します。先頭は大文字の英字で指定します。

「値」は,総バイト数の2,048バイト以内で,任意の文字列で指定します。正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。また,接続先のJP1/AJS3 - Managerのバージョンが09-50以降の場合は,マクロ変数を使用できます。

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