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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


12.3.35 [再実行]ダイアログボックス(ネストジョブネット用またはジョブ用)

[再実行]ダイアログボックス(ネストジョブネット用またはジョブ用)では,ジョブネットまたはジョブの再実行方法を指定します。ルートジョブネットを選択した場合と,ネストジョブネットまたはジョブを選択した場合で,再実行の指定方法が異なります。[再実行]ダイアログボックス(ネストジョブネット用またはジョブ用)を次の図に示します。

図12‒62 [再実行]ダイアログボックス(ネストジョブネット用またはジョブ用)

[図データ]

表示項目について説明します。

[ユニット名]

再実行するジョブネット,またはジョブ名が表示されます。

[再実行方法]

ネストジョブネットまたはジョブの場合の再実行方法を指定します。デフォルトは[このユニットから]です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4.5.11(2) ネストジョブネットまたはジョブを再実行する」を参照してください。

  • [このユニットから]

    指定したユニットとそれ以降のユニットを再実行します。

  • [このユニットだけ]

    指定したユニットだけを再実行します。

  • [このユニットの次から]

    指定したユニットの次のユニットから再実行します。

[再実行オプション]

再実行で指定したユニットを保留状態にするか,または異常状態の先行ユニットを警告終了にするかを指定します。

[再実行で指定したユニットを保留状態にする]

再実行で指定したユニットを保留状態にします。[再実行方法]で[このユニットから]または[このユニットだけ]を選択した場合,チェックできます。[このユニットの次から]を選択した場合,およびジョブネットコネクタの場合,この項目は選択できません。

なお,[デフォルト値の設定]ダイアログボックスの再実行(ネストジョブネット用またはジョブ用)で[再実行で指定したユニットを保留状態にする]をチェックしている場合,ジョブネットコネクタの選択時でもチェックされた状態で表示されますが[OK]ボタンのクリック時に無視されます。

[異常状態の先行ユニットを警告終了にする]

異常状態の先行ユニットがある場合に,そのユニットの終了状態を警告終了にします。