11.2.6 [ログイン]画面で前回ログインユーザー名および接続ホスト名の履歴表示を抑止する
JP1/AJS3 - View起動時に,[ログイン]画面の[ユーザー名]および[接続ホスト名]に前回ログインしたときの情報を表示しないように設定できます。
- 指定場所
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JP1/AJS3 - View上のファイル(システム共通設定ファイル)
詳細については,「11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。
- 指定内容
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次の形式で指定します。
jajsHideLoginHistory={Yes|No}(改行)
- 「Yes」を指定した場合
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JP1/AJS3 - View起動時に,[ログイン]画面は次のように表示されます。
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[ユーザー名]:空白
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[接続ホスト名]:空白
ドロップダウンリストには,過去に接続したJP1/AJS3 - Managerのホスト名一覧は表示されません。
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- 「No」を指定した場合
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JP1/AJS3 - View起動時に,[ログイン]画面は次のように表示されます。
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[ユーザー名]:前回ログインしたJP1ユーザー名
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[接続ホスト名]:前回接続したJP1/AJS3 - Managerのホスト名
ドロップダウンリストには,過去に接続したJP1/AJS3 - Managerのホスト名一覧が10個表示されます。
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デフォルトは「No」です。この項目を設定しない場合は,「No」が仮定されます。
- 指定例
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[ログイン]画面を表示したときに,[ユーザー名]および[接続ホスト名]に前回ログインしたときの情報を表示しないようにします。
jajsHideLoginHistory=Yes(改行)
- 注意事項
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次のような場合に[ログイン]画面を表示すると,jajsHideLoginHistoryに「Yes」を指定していても,[ユーザー名]および[接続ホスト名]が表示されます。
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通信が切断されたなどの理由で再接続する場合
[ログイン]画面は次のように表示されます。
[ユーザー名]:接続していたユーザー名(不活性)
[パスワード]:空白(活性)
[接続ホスト名]:接続していたホスト名(不活性)
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内容が正しくないログイン情報ファイルを利用してajsコマンドでJP1/AJS3 - Viewを起動する場合
[ログイン]画面は次のように表示されます。
[ユーザー名]:ログイン情報ファイルの指定値(活性)
[パスワード]:ログイン情報ファイルの指定値を「*」に変換した値(活性)
[接続ホスト名]:ログイン情報ファイルの指定値(活性)
ただし,[接続ホスト名]のドロップダウンリストには,ホスト名一覧は表示されません。
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