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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


9.7 ジョブネットの遅延監視日時を一時的に変更する

ジョブネットに定義された開始遅延監視日時,終了遅延監視日時を一時的に変更する手順を次に示します。

なお,ジョブネットの遅延監視日時は,ajsplanコマンドで一時的に変更することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsplan」を参照してください。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[ステータス監視]をクリックする。

    [ステータス監視]が選択状態になります。

  2. ツリーエリアで,遅延監視日時を変更したいジョブネットを管理するジョブグループをクリックする。

    クリックしたジョブグループが選択状態になります。

    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。

  3. 操作対象のジョブネットのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。

    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。

  4. ツリーエリアで,操作対象のジョブネットをクリックする。

    クリックしたジョブネットが選択状態になります。

  5. 手順4で選択したジョブネットについて,スケジュールエリアで,遅延監視日時を変更したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,遅延監視日時を変更したい行をクリックする。

  6. [操作]−[遅延監視変更]を選択する。

    [遅延監視一時変更]ダイアログボックスが表示されます。

  7. ジョブネットの実行開始に関する遅延監視日時,実行終了に関する遅延監視日時などを変更する。

  8. [OK]ボタンをクリックする。

    [遅延監視一時変更]ダイアログボックスが閉じます。

    遅延監視日時が一時的に変更されます。

注意事項

遅延監視日時を変更できるのは,ジョブネットだけです。

補足事項
  • ジョブネットの遅延監視日時は,次のウィンドウからも変更できます。

    ・[マンスリースケジュール]ウィンドウ

    ・[ジョブネットモニタ]ウィンドウ

  • 遅延監視は実行所要時間でも監視できます。実行所要時間による監視は,[詳細定義]ダイアログボックスの[ジョブネット監視]で指定できます。詳細については,「12.3 [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ」を参照してください。