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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


7.1.2 ジョブネットの確定実行登録

ジョブネットを確定実行登録する手順を次に示します。

なお,ジョブネットは,ajsentryコマンドを使って確定実行登録することもできます。ajsentryコマンドには,次のどれかのオプションを,必ず指定してください。

-pオプションに指定する予定情報ファイルは,ajsscheduleコマンドで作成できます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsentry」を参照してください。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[実行登録]をクリックする。

    [実行登録]が選択状態になります。

  2. ツリーエリアで,確定実行登録したいジョブネットを管理するジョブグループをクリックする。

    クリックしたジョブグループが選択状態になります。

    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。

  3. 操作対象のルートジョブネットをクリックし,[操作]−[実行登録]を選択する。

    [実行登録]ダイアログボックスが表示されます。

    [Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押しながらルートジョブネットをクリックすると,一度に複数のルートジョブネットを選択できます。このように操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して[実行登録]ダイアログボックスは一つ表示されます。

  4. [登録方法]で[確定実行]を選択し,確定実行登録のオプションを定義する。

    プランニンググループ中のルートジョブネットの場合,[確定期間]を必ず指定してください。また,[未来世代数]は指定しないでください。

  5. [OK]ボタンをクリックする。

    [実行登録]ダイアログボックスが閉じます。

    ジョブネットが実行登録されます。なお手順3で操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して同じ設定で実行登録されます。

    ジョブネットの実行が,定義されたスケジュールに従って開始されます。

補足事項
  • [実行登録]ダイアログボックスは,次のウィンドウからも表示できます。

    ・[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウ

    ・[マンスリースケジュール]ウィンドウ

  • [確定期間]に指定した期間が「nか月」を超えている場合,登録の際に[OK]ボタンをクリックすると警告メッセージが表示されます。「nか月」は独自に設定できます。詳細については,「12.3.22 [実行登録]ダイアログボックス」を参照してください。なお,デフォルトは「制限なし」です。