付録A.2 JP1/AJS3 - Agentのファイルおよびディレクトリ一覧
JP1/AJS3 - Agentのファイルとディレクトリを,OSごとに示します。
- 〈この項の構成〉
(1) Windowsの場合
Windows版JP1/AJS3 - Agentのファイルとフォルダを,使用目的ごとに表に示します。
- 補足事項
-
ログのファイルおよびディレクトリ一覧については,「1.2.5 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
- 表の見方
-
-
ファイルおよびディレクトリ一覧の各表では,次の略称を使用しています。
・Agt_Path:JP1/AJS3 - Agentのインストール先フォルダ
・Agt_Data_Path:インストール先フォルダによって異なります。
インストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
%ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\JP1AJS2
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ\Windows」配下
・「システムドライブ\Program Files」配下
・「システムドライブ\Program Files (x86)」配下
インストール先フォルダが上記以外の場合
JP1/AJS3 - Agentのインストール先フォルダ
-
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ\ProgramData」です。
-
JP1/AJS3 - Agentのインストール先フォルダは,デフォルトでは「システムドライブ\Program Files (x86)\HITACHI\jp1ajs2」です。
-
JP1/Baseのインストール先フォルダは,デフォルトでは「システムドライブ\Program Files (x86)\HITACHI\jp1base」です。
-
「*」は任意の文字を示します。
-
(a) 共通のファイルおよびフォルダ
- 注
-
論理ホストの場合は,「Agt_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
- 注※
-
論理ホストの場合は,「Agt_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
- 注
-
論理ホストの場合は,「Agt_Data_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
- 注※
-
「プロファイル格納フォルダ」の部分は,定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMAGENT]の環境設定パラメーターWaitInfFileOutDirに設定している値に置き換えてください。環境設定パラメーターWaitInfFileOutDirについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.6.2(16) WaitInfFileOutDir(エージェントプロセス用)」を参照してください。
(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイル
内容 |
ファイル名 |
---|---|
JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携用定義ファイル |
|
- 注
-
論理ホストの場合は,「Agt_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
(c) メール連携使用時のファイルおよびフォルダ
- 注
-
論理ホストの場合は,「Agt_Data_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
- 注※1
-
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定しなかった場合に,このファイルが使用されます。
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定した場合は,指定したフォルダ下に「mail」フォルダが作成され,そのフォルダが使用されます。
イベント・ジョブ情報引き継ぎディレクトリに格納する受信したメールに添付されていたファイルの一覧の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.6.3 メール受信監視ジョブのリストファイル(Windows限定)」を参照してください。
- 注※2
-
このフォルダ下に,メールに添付されていたファイルが,添付時のファイル名で格納されます。
内容 |
フォルダ名 |
---|---|
デフォルトの引き継ぎ情報ファイルフォルダ※ |
|
- 注
-
論理ホストの場合は,「Agt_Data_Path」を次に示すフォルダに置き換えてください。
共有フォルダ名\jp1ajs2
- 注※
-
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定しなかった場合に,このフォルダが使用されます。
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定した場合は,指定したフォルダ下に「mail」フォルダが作成され,そのフォルダが使用されます。
(d) PCジョブ使用時のファイルおよびフォルダ
内容 |
ファイル名 |
---|---|
標準出力ファイル※1 |
ユーザー任意 |
標準エラー出力ファイル※2 |
ユーザー任意 |
- 注※1
-
[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。[標準出力ファイル名]の[追加書き]をチェックした場合,単調増加します。
- 注※2
-
[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準エラー出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。[標準エラー出力ファイル名]の[追加書き]をチェックした場合,単調増加します。
(e) HTTP接続ジョブ使用時のファイルおよびフォルダ
内容 |
ファイル名 |
---|---|
標準出力ファイル※1 |
ユーザー任意 |
標準エラー出力ファイル※2 |
ユーザー任意 |
- 注※1
-
[詳細定義−[HTTP接続ジョブ]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。
- 注※2
-
[詳細定義−[HTTP接続ジョブ]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準エラー出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。
(2) UNIXの場合
UNIX版JP1/AJS3 - Agentのファイルとディレクトリを,使用目的ごとに表に示します。
- 補足事項
-
ログのファイルおよびディレクトリ一覧については,「1.2.5 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
- 表の見方
-
-
「*」は任意の文字を示します。
-
(a) 共通のファイルおよびディレクトリ
- 注
-
論理ホストの場合は,「/etc/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
- 注※
-
JP1/AJS3 - Agentの新規インストール環境では存在しません。JP1/AJS2 - Agent互換用の環境設定ファイルで,JP1/AJS2 - Agentからバージョンアップした場合にだけ使用できます。
- 注※
-
論理ホストの場合は,「/etc/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
- 注
-
論理ホストの場合は,「/var/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリ
内容 |
ファイル名・ディレクトリ名 |
---|---|
JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携用定義ファイル |
|
- 注
-
論理ホストの場合は,「/etc/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
(c) メール連携使用時のファイルおよびディレクトリ
- 注
-
論理ホストの場合は,「/var/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
- 注※1
-
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定しなかった場合に,このファイルが使用されます。
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定した場合は,指定したディレクトリ下に「mail」ディレクトリが作成され,そのディレクトリが使用されます。
- 注※2
-
メール連携使用時に,単調増加するファイルです。
内容 |
ディレクトリ名 |
---|---|
デフォルトの引き継ぎ情報ファイルディレクトリ※ |
|
メール連携用一時メールファイルディレクトリ |
|
- 注
-
論理ホストの場合は,「/var/opt/jp1ajs2」を次に示すディレクトリに置き換えてください。
共有ディレクトリ名/jp1ajs2
- 注※
-
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定しなかった場合に,このディレクトリが使用されます。
環境設定パラメーターEvjobInfFileを指定した場合は,指定したディレクトリ下に「mail」ディレクトリが作成され,そのディレクトリが使用されます。
(d) UNIXジョブ使用時のファイルおよびディレクトリ
内容 |
ファイル名 |
---|---|
標準出力ファイル※1 |
ユーザー任意 |
標準エラー出力ファイル※2 |
ユーザー任意 |
- 注※1
-
[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。[標準出力ファイル名]の[追加書き]をチェックした場合,単調増加します。
- 注※2
-
[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準エラー出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。[標準エラー出力ファイル名]の[追加書き]をチェックした場合,単調増加します。
(e) HTTP接続ジョブ使用時のファイルおよびディレクトリ
内容 |
ファイル名 |
---|---|
標準出力ファイル※1 |
ユーザー任意 |
標準エラー出力ファイル※2 |
ユーザー任意 |
- 注※1
-
[詳細定義−[HTTP接続ジョブ]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。
- 注※2
-
[詳細定義−[HTTP接続ジョブ]]ダイアログボックスの[定義]タブにある[標準エラー出力ファイル名]を指定した場合に,このファイルが使用されます。