2.11.1 ISAMファイルの状態確認手順
ここでは,ISAMファイルの状態を確認する手順を示します。
不正な状態になっている場合はISAMファイルを再作成してください。
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JP1/AJS3サービスを停止する。
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Jischkコマンドを実行し,ISAMファイルが不正な状態になっていないかを確認する。
- Windowsホストの場合
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Jischk -l 3 ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名※\JPQ*
- UNIXホストの場合
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/opt/jp1base/bin/Jischk -l 3 ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名※/JPQ*
- 注※
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「ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名」は,環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているものを指定してください。環境設定パラメーターDatabasePathのデフォルト値などの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.5.2(3) DatabasePath」を参照してください。
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出力されたメッセージを確認する。
次のメッセージが出力された場合,ISAMファイルが不正な状態です。
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KAIU013-E キー定義ファイルの不正を検出しました。
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KAIU014-E キーファイルの不正を検出しました。
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KAIU015-E データファイルの不正を検出しました。
Jischkコマンドおよび出力メッセージの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
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