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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド


11.4.2 ディザスター・リカバリー運用をやめる場合の操作(メインサイトとリモートサイトの論理ホスト名が同一名のとき)

メインサイトとリモートサイトの論理ホスト名が同一名の場合に,ディザスター・リカバリー運用をやめるには,次の図の流れで操作します。

図11‒21 ディザスター・リカバリー運用をやめる場合の操作(メインサイトとリモートサイトの論理ホスト名が同一名の場合)

[図データ]

JP1/AJS3のディザスター・リカバリー運用をやめる場合の操作を次に示します。

  1. メインサイトで,JP1/AJS3を停止する。

    JP1/AJS3を停止したら,ハードウェアの操作で共有ディスク間のコピーを停止します。

  2. メインサイトの実行系および待機系で,ディザスター・リカバリー運用を解除する。

    メインサイトで次のコマンドを実行します。実行系と待機系の両方で実行してください。

    jajs_rpsite -m UNSET -h 論理ホスト名
  3. リモートサイトの実行系および待機系で,ディザスター・リカバリー運用を解除する。

    リモートサイトで次のコマンドを実行します。実行系と待機系の両方で実行してください。

    jajs_rpsite -m UNSET -h 論理ホスト名
注意事項

メインサイトとリモートサイトの論理ホストを同一名かつ同一IPアドレスで運用していた場合,ディザスター・リカバリー運用をやめたあとに,両方のサイトが同一ネットワーク上に存在しないようにしてください。二つのサイトを交互に起動するか,片方をネットワークから切り離して運用してください。