7.10.2 運用プロファイルの設定変更の手順
運用プロファイルの設定を変更する手順について説明します。
運用プロファイルの状態を確認するには,ajsprofstatusコマンドを実行します。ajsprofstatusコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsprofstatus」を参照してください。
運用プロファイルは,環境設定ファイル格納フォルダに保存します。環境設定ファイル格納フォルダは,次のフォルダです。
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Windowsの場合
- 物理ホストのとき
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JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\conf
- 論理ホストのとき
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共有フォルダ名\jp1ajs2\conf
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UNIXの場合
- 物理ホストのとき
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/etc/opt/jp1ajs2/conf
- 論理ホストのとき
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共有ディレクトリ名/jp1ajs2/conf
(1) 運用プロファイルを有効化する,または適用している運用プロファイルの設定を変更する
運用プロファイルを有効化する手順を,次に示します。適用している運用プロファイルの設定を変更する場合も,同様の手順です。
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運用プロファイルを作成または変更する。
運用プロファイルを作成または変更し,環境設定ファイル格納フォルダに保存します。
運用プロファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 21.1 運用プロファイルを使用した機能の設定」を参照してください。
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運用プロファイルの設定を反映する。
次の操作を実施すると,作成した運用プロファイルの設定が反映されます。
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JP1/AJS3サービスが起動していない場合
JP1/AJS3サービスを起動します。該当するホストに構築されているすべてのスケジューラーサービスの,運用プロファイルの設定が有効になります。
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JP1/AJS3サービスが起動している(スケジューラーサービスは停止している)場合
次のどちらかの操作をします。
・スケジューラーサービスを起動します。起動するスケジューラーサービスの,運用プロファイルの設定が有効になります。
・ajsprofalter -m setコマンドを実行します。-Fオプションに指定したスケジューラーサービスの,実行エージェントプロファイルの設定が有効になります。
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JP1/AJS3サービスが起動している(スケジューラーサービスは起動している)場合
ajsprofalter -m setコマンドを実行します。-Fオプションに指定するスケジューラーサービスの,運用プロファイルの設定が有効になります。
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(2) 運用プロファイルを無効化する
運用プロファイルの無効化には,一時的な無効化と永続的な無効化の2種類があります。それぞれの手順を次に示します。
(a) 運用プロファイルを一時的に無効化する
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ajsprofalter -m unsetコマンドを実行する。
-Fオプションに指定するスケジューラーサービスの,運用プロファイルの設定が無効になります。
- 注意事項
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一時的に無効化した運用プロファイルは,次の操作で有効化されます。
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JP1/AJS3サービスを再起動する
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一時的に無効化したスケジューラーサービスを再起動する
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ajsprofalter -m setコマンドを実行する
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(b) 運用プロファイルを永続的に無効化する
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ajsprofalter -m unsetコマンドを実行する。
-Fオプションに指定するスケジューラーサービスの,運用プロファイルの設定が無効になります。
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環境設定ファイル格納フォルダにある運用プロファイルを,移動または削除する。
この操作を実施することによって,JP1/AJS3サービスを再起動したり,スケジューラーサービスを再起動したりしても,運用プロファイルが有効化されることはありません。