Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド


7.4.2 実行登録中に変更したユニット定義情報を有効にする

実行登録中に変更したユニット定義情報を有効にする手順を次に示します。

  1. JP1/AJS3のスケジューラーサービスを終了する。

    jajs_spmd_stopコマンドを使って,該当するJP1/AJS3のスケジューラーサービスを終了します。jajs_spmd_stopコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_spmd_stop」を参照してください。

  2. 環境設定パラメーターを変更する。

    次のコマンドを実行し,環境設定パラメーターUNITDEFINERELOADの値を「yes」に変更します。

    jajs_config -k "[JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\AJSROOT1]" "UNITDEFINERELOAD"="yes"

    実行登録中にユニットの定義内容を変更する運用を実施することが予想される場合は「yes」にすることを推奨します。

    環境設定パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。

    no」を指定した場合,変更した最新の定義内容が有効にならないユニット定義情報があります(06-51以前と同様の動作)。

  3. JP1/AJS3のスケジューラーサービスを起動する。

    jajs_spmdコマンドを使って,該当するJP1/AJS3のスケジューラーサービスを起動します。JP1/AJS3のスケジューラーサービスの起動中に,実行登録中に変更したユニット定義情報を有効にする設定を変更した場合には,スケジューラーサービスを再起動してください。jajs_spmdコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_spmd」を参照してください。