Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド


7.3.6 リリース登録後の実行予定の確認

リリース登録したあと,JP1/AJS3 - Viewの[デイリースケジュール]ウィンドウおよび[マンスリースケジュール]ウィンドウから実行予定を確認できます。ここでは,リリースIDを「001」,リリース日時を4/2 00:00に指定してリリース登録した場合の例で実行予定の表示イメージを説明します。

〈この項の構成〉

(1) [デイリースケジュール]ウィンドウでの表示イメージ

[デイリースケジュール]ウィンドウでの表示イメージを次の図に示します。

図7‒12 リリース登録後の[デイリースケジュール]ウィンドウでの表示イメージ

[図データ]

[デイリースケジュール]ウィンドウの初期画面ではジョブネットが持つ定義ごとに「ルートジョブネット名(リリースID)」の形式で実行予定が表示されます。ただし,リリースIDが「AJS_AUTO」の場合はルートジョブネット名だけが表示され,リリースIDは表示されません。ルートジョブネットを展開すると,配下のユニットの実行予定が表示されます。

(2) [マンスリースケジュール]ウィンドウでの表示イメージ

[マンスリースケジュール]ウィンドウでの実行予定の表示イメージを次の図に示します。

図7‒13 リリース登録後の[マンスリースケジュール]ウィンドウでの表示イメージ

[図データ]

[マンスリースケジュール]ウィンドウの初期画面ではジョブネットが持つ定義ごとに「ルートジョブネット名(リリースID)」の形式で実行予定が表示されます。ただし,リリースIDが「AJS_AUTO」の場合はルートジョブネット名だけが表示され,リリースIDは表示されません。ルートジョブネットを展開すると,配下のユニットの実行予定が表示されます。

なお,リリース情報があるジョブネットでは,リリース前のジョブネット定義の統計情報は引き継がれません。リリース直後の実行予定世代は,まだ一度も実行されていないジョブネットとして扱われます。したがって,[デイリースケジュール]ウィンドウおよび[マンスリースケジュール]ウィンドウでの実行シミュレーションでは,リリース直後の実行予定世代の実行所要時間は,[環境設定]ダイアログボックスの[初回実行時間]で算出されます。