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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


付録D.5 AJS管理者で運用する場合に環境設定パラメーターで設定するディレクトリまたはファイルのアクセス権限

JP1/AJS3をAJS管理者で運用する場合,環境設定パラメーターに設定するディレクトリまたはファイルに対して,AJS管理者のアクセス権限が必要な場合があります。AJS管理者で環境設定を行う場合は,事前に適切なアクセス権限を設定しておいてください。

環境設定パラメーターで設定するディレクトリまたはファイルと,AJS管理者に必要なアクセス権限を次に示します。

表D‒1 AJS管理者でJP1/AJS3を運用する場合に必要なアクセス権限

項番

キー

パラメーター

アクセス権限が必要なディレクトリまたはファイル

AJS管理者に必要な権限

1

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2\HOST]

AJSSYSDIR

ホスト単位のシステムフォルダ

rwx

2

HOSTLOGFILE1

ホスト単位のスケジューラーログファイル1

rwx

3

HOSTLOGFILE2

ホスト単位のスケジューラーログファイル2

rwx

4

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]

AJSLOGFILE1

スケジューラーログファイル1

rwx

5

AJSLOGFILE2

スケジューラーログファイル2

rwx

6

AJSSYSDIR

スケジューラーサービス単位のシステムフォルダ

rwx

7

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Process]

WorkPath

マネージャープロセス実行時のワークディレクトリ

rwx

8

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Database]

DatabasePath

データベース格納ディレクトリ

rwx

9

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQAGENT\Process]

WorkPath

エージェントプロス実行時のワークディレクトリ

rwx

10

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMMANAGER]

WaitInfFileOutDir

待機情報ファイル出力ディレクトリ(マネージャープロセスの設定)

rwx

11

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMAGENT]

WaitInfFileOutDir

待機情報ファイル出力ディレクトリ(エージェントプロセスの設定)

rwx

12

EvjobInfFile

イベントジョブ情報引き継ぎディレクトリ

rwx

13

[JP1_DEFAULT\JP1AJS2\CHECK]

AJSCHK_CHECKFILE

定義内容の事前チェック結果格納ファイル

rwx

14

AJSCHK_LOGDIR

定義チェックログディレクトリ

rwx

15

AJSCHK_TRACELOGFILE

定義内容の事前チェック機能のトレースログファイル

rwx

16

[JP1_DEFAULT\JP1QLAGENT]

AJSQL_TRACELOGFILE

トレースログファイル

rwx

17

AJSQL_EXECLOG_FTPPATH

キューレスファイル転送サービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するディレクトリ

rwx

18

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1QLAGENT]

AJSQL_LOGFILE

ログフォルダ

rwx

19

AJSQL_STATFILE

ステータスファイル

rwx

20

AJSQL_EXECLOG_AGTPATH

キューレスエージェントサービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するディレクトリ

rwx

21

AJSQL_AGTWORKPATH

キューレスジョブで使用するワークパス,およびテンポラリーファイル用ディレクトリ

rwx