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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


20.9.1 フレキシブルジョブ実行環境の環境設定パラメーター一覧

フレキシブルジョブ実行環境の設定は,マネージャー環境(JP1/AJS3 - Manager)とエージェント環境(JP1/AJS3 - Agent)で共通です。

マネージャー環境(JP1/AJS3 - Manager)およびエージェント環境(JP1/AJS3 - Agent)で設定する,フレキシブルジョブ実行環境設定の環境設定パラメーター一覧を示します。

WindowsまたはUNIXで設定が必要なものは,対象OSの欄を参照してください。

表20‒8 環境設定パラメーター一覧(フレキシブルジョブ実行環境設定)

項番

定義キー

環境設定パラメーター

定義内容

対象OS

対象製品

1

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2\AUTONOMOUS]

"FXJOB_MONITOR_TIMEOUT"=

フレキシブルジョブの実行状態の監視を打ち切る時間

Windows

Linux

M,A

2

"FXJOB_START_TIMEOUT"=

フレキシブルジョブ開始の監視を打ち切る時間

Windows

Linux

M,A

3

[JP1_DEFAULT\JP1AJS2\AUTONOMOUS]

"FXREQ_LOGSIZE"=

フレキシブルジョブの実行要求元で出力するログファイルのサイズ

Windows

Linux

M,A

4

"FXEXEC_LOGSIZE"=

フレキシブルジョブの実行先で出力するログファイルのサイズ

Windows

Linux

M,A

5

"FXDSTR_LOGSIZE"=

一斉配信エージェントで出力するログファイルのサイズ

Windows

Linux

M,A

6

"FXBCCTL_LOGSIZE"=

一斉配信の宛先エージェントおよび一斉配信エージェントで出力するログファイルのサイズ

Windows

Linux

M,A

7

"FXBC_MANAGEDAGT_REMOVEDTIME"=

一斉配信エージェントが,一斉配信の宛先エージェントから生存通知がない場合に,宛先エージェントを管理対象から削除するまでの時間

Windows

Linux

M,A

8

"FXBC_JP1EVSEND_AGENT_TRIGGER"=

一斉配信の個々の宛先エージェントで,フレキシブルジョブの実行が終了するたびにJP1イベントを発行するかどうかと発行のタイミング

Windows

Linux

M,A

9

"FXBC_JP1EVSEND_JOB_TRIGGER"=

一斉配信のすべての宛先エージェントでフレキシブルジョブが実行終了したときにJP1イベントを発行するかどうかと発行のタイミング

Windows

Linux

M,A

10

"FXBC_DBDIR"=

一斉配信の宛先エージェントの情報を格納するディレクトリのパス

Windows

Linux

M,A

(凡例)

M:JP1/AJS3 - Manager

A:JP1/AJS3 - Agent

注※

{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。

詳細の記載がないパラメーターは保守用のパラメーターです。値は変更しないでください。