Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


6.1.6 サスペンド機能の設定

実行登録中にルートジョブネットの下位定義を編集する場合,対象のルートジョブネットをサスペンドするため,サスペンド機能を有効にしておく必要があります。

JP1/AJS3のサスペンド機能は,初期状態では無効になっているため,ajssetupコマンドで有効にしてください。

サスペンド機能を有効にする手順を次に示します。

  1. 次のコマンドを実行して,サスペンド機能を使用するための環境を設定する。

    ajssetup [-F スケジューラーサービス名] -m

    ajssetupコマンドの文法および注意事項については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド ajssetup」を参照してください。

サスペンド機能を有効にする場合,JP1/AJS3サービスおよびスケジューラーサービスの停止は不要です。また,設定は即時有効となります。ただし,JP1/AJS3 - Viewからの操作は,サスペンド機能を有効にしたあとのログインからできます。

実行登録中のルートジョブネットの下位定義変更の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4.5.17 ジョブネットの実行登録を解除しないでジョブネットやジョブの定義を変更する」を参照してください。