24.4.2 スケジューラーサービスの削除
スケジューラーサービスを削除する際,データベースは起動しておく必要があります。また,次に示すファイルは自動では削除されません。不要な場合は,手動で削除してください。
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外部DB上に作成したJP1/AJS3用のデータベース
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ODBCファイルデータソース
- 〈この項の構成〉
(1) Windowsホストの場合
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JP1/AJS3サービスを停止する。
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jajs_setupコマンドを実行して,スケジューラーサービスを削除する。
次のコマンドを実行します。
jajs_setup -e -F スケジューラーサービス名
jajs_setupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド jajs_setup」を参照してください。
なお,スケジューラーサービスを削除すると,スケジューラーサービス追加時にデータベースに作成したテーブルも削除されます。
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スケジューラーサービスを追加したときに作成したフォルダを削除する。
jajs_setupコマンド実行時に作成した,次のフォルダを削除してください。
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-dオプションに指定したデータベースフォルダ
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-tオプションに指定したテンポラリーフォルダ
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-jオプションに指定したジョブ情報フォルダ
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-bオプションに指定した退避情報フォルダ
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スケジューラーサービス単位でトレースログを出力している場合は,削除したスケジューラーサービスのトレースログファイルを削除する。
環境設定パラメーターTRACELOGDIVに「yes」を設定している場合は,スケジューラーサービス単位でトレースログが出力されます。この場合,トレースログファイルは環境設定パラメーターTRACELOGDIVDIRに指定したフォルダに「tracelog_スケジューラーサービス名」という名前で出力されているので,削除したスケジューラーサービスのトレースログファイルを削除してください。
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JP1/AJS3サービスを再起動する。
手順1で停止したサービスを再起動し,スケジューラーサービスが削除されていることを確認してください。
(2) Linuxホストの場合
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jajs_spmd_stopコマンドを実行して,JP1/AJS3サービスを停止する。
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ajsshmdelコマンドを実行して,スケジューラーサービスの情報を削除する。
ajsshmdelコマンドのパスは,「/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel」です。
(例)shの場合
/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel >/dev/null 2>&1
(例)cshの場合
/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel >&/dev/null
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jajs_setupコマンドを実行して,スケジューラーサービスを削除する。
次のコマンドを実行します。
jajs_setup -e -F スケジューラーサービス名
jajs_setupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド jajs_setup」を参照してください。
なお,スケジューラーサービスを削除すると,スケジューラーサービス追加時にデータベースに作成したテーブルも削除されます。
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スケジューラーサービスを追加したときに作成したディレクトリを削除する。
jajs_setupコマンド実行時に作成した,次のディレクトリを削除してください。
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-dオプションに指定したデータベースディレクトリ
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-tオプションに指定したテンポラリーディレクトリ
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-jオプションに指定したジョブ情報ディレクトリ
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-bオプションに指定した退避情報ディレクトリ
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スケジューラーサービス単位でトレースログを出力している場合は,削除したスケジューラーサービスのトレースログファイルを削除する。
環境設定パラメーターTRACELOGDIVに「yes」を設定している場合は,スケジューラーサービス単位でトレースログが出力されます。この場合,トレースログファイルは環境設定パラメーターTRACELOGDIVDIRに指定したディレクトリに「tracelog_スケジューラーサービス名」という名前で出力されているので,削除したスケジューラーサービスのトレースログファイルを削除してください。
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JP1/AJS3サービスを起動する。
追加したスケジューラーサービスが削除されます。