付録C.2 送信情報ファイル
送信情報ファイルには,Web APIへのリクエスト情報を設定します。ファイルの記述形式や記述項目は呼び出すWeb APIの仕様によって異なります。また,リクエスト時に送信する情報がない場合は,送信情報ファイルの作成は不要です。
ファイルの内容にセキュリティ情報が含まれる場合は,ユーザー責任で管理するようにしてください。
JP1/AJS3 - ManagerとJP1/AJS3 - Agentのバージョンが12-50以降で,拡張モードを使用する場合,このファイルは使用されません。拡張モードについては,「2.4.12 Web上の業務システムと連携する(HTTP接続ジョブを使ったジョブネットの定義例)」を参照してください。
送信情報ファイルの仕様を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
権限 |
ジョブ実行ユーザーにファイル読み取り権限が必要 |
2 |
文字コード |
接続設定ファイルのHeader項目で指定したContent-Typeヘッダーのcharsetパラメーターで指定する値に従う |
3 |
最大サイズ |
GETリクエストの場合:8メガバイト GETリクエスト以外の場合:10メガバイト |
送信情報ファイルは,HTTP接続ジョブを実行するエージェントホスト上の任意の場所に格納してください。
- 補足事項
-
-
GETリクエストの場合,送信情報ファイルの内容は,URLパラメーターとして認識します。
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GETリクエスト以外の場合,送信情報ファイルの内容はメッセージボディとして認識します。なお,このメッセージボディには,URLパラメーターを指定できます。ただし,URLパラメーター以外のリクエスト情報は同時に指定できません。
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URLパラメーターを指定する場合は,改行文字を使用しないで,送信情報ファイルに次の形式で記載します。なお,行の先頭に「?」は不要です。
パラメーター名=パラメーター値[&パラメーター名=パラメーター値&パラメーター名=…]
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リクエスト情報にURLエンコードが必要な値がある場合,送信情報ファイルにはURLエンコードされた値で記述する必要があります。
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