4.1.3 即時実行登録
ジョブネットを実行登録すると,カレンダー情報やスケジュールルールに関係なく,登録と同時に1回だけジョブネットを実行します。
- 〈この項の構成〉
(1) 即時実行登録の特徴
即時実行登録の特徴は次のとおりです。
(a) 実行契機
実行登録と同時にジョブネットの実行を開始します。ジョブネットにスケジュールルールが設定されている場合でも,スケジュールを無視して即時に実行します。
(b) スケジュールの一時変更
即時実行登録の場合,ジョブネットの次回実行予定がないため無効です。
(c) カレンダー情報やスケジュールルールの変更
即時実行登録の場合,カレンダー情報やジョブネットのスケジュールルールは無視されるため無効です。
(2) 即時実行登録のベターユース
次のような場合に使用することを推奨します。
-
コマンドや人手でジョブネットの実行を開始する場合
-
アプリケーション中からジョブネットを実行する場合
-
ファイル転送アプリケーション(JP1/FTPなど)が正常終了したときに起動されるコマンドの実行を契機として,ジョブネットを実行する場合
-
JP1/IMの自動アクションを契機として,ジョブネットを実行する場合
-
スケジュールを定義しているジョブネットに対して,処理フローの整合性テストを実施する場合