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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)


9.4 ウイルス対策ソフト実行時の注意事項

ウイルス対策ソフトの影響で,JP1/AJS3が使用しているファイルおよびフォルダに対するファイルアクセスに排他制御によるロックが掛かることがあります。この影響で,次のような現象が発生するおそれがあります。

JP1/AJS3の稼働中にウイルスチェックをする場合は,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。JP1/AJS3の停止中にウイルスチェックをしてJP1/AJS3を再起動する場合は,次のファイルおよびフォルダに対してウイルスチェックが完了したことを確認してください。

JP1/AJS3 - Managerのファイルおよびフォルダ
Windowsの場合
  • JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびフォルダ

    JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(1) Windowsの場合」を参照してください。

  • JP1/AJS3 - Managerの共通のファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    ・メール連携時に使用するファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照,および運用時に削除管理する必要のあるファイルおよびフォルダ

    ・組み込みDBのファイルおよびフォルダ

    これらのファイルおよびフォルダについては,次の個所を参照してください。

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(1)(a) 共通のファイルおよびフォルダ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(1)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイル」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(1)(c) メール連携使用時のファイルおよびフォルダ」

  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ

  • ajsembdbbuildコマンドの-d-ld,または-blオプションに指定したフォルダ以下すべて

    ajsembdbbuildコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド ajsembdbbuild」を参照してください。

  • 環境設定パラメーターAJSTMPDIRで指定したフォルダ以下すべて

    環境設定パラメーターAJSTMPDIRの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。

UNIXの場合
  • JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびディレクトリ

    JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(2) UNIXの場合」を参照してください。

  • JP1/AJS3 - Managerの共通のファイルおよびディレクトリのうち,次に該当するもの

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびディレクトリ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ

    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ

    ・メール連携時に使用するファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照,および運用時に削除管理する必要のあるファイルおよびディレクトリ

    ・組み込みDBのファイルおよびディレクトリ

    これらのファイルおよびディレクトリについては,次の個所を参照してください。

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(2)(a) 共通のファイルおよびディレクトリ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(2)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(2)(c) メール連携使用時のファイルおよびディレクトリ」

  • ジョブの定義で指定したファイルおよびディレクトリ

  • ajsembdbbuildコマンドの-d-ld,または-blオプションに指定したディレクトリ以下すべて

    ajsembdbbuildコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド ajsembdbbuild」を参照してください。

  • 環境設定パラメーターAJSTMPDIRで指定したディレクトリ以下すべて

    環境設定パラメーターAJSTMPDIRの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。

JP1/AJS3 - Agentのファイルおよびフォルダ
Windowsの場合
  • JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびフォルダ

    JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(1) Windowsの場合」を参照してください。

  • JP1/AJS3 - Agentの共通のファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    ・メール連携時に使用するファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照,および運用時に削除管理する必要のあるファイルおよびフォルダ

    これらのファイルおよびフォルダについては,次の個所を参照してください。

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(1)(a) 共通のファイルおよびフォルダ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(1)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイル」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(1)(c) メール連携使用時のファイルおよびフォルダ」

  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ

UNIXの場合
  • JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびディレクトリ

    JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(2) UNIXの場合」を参照してください。

  • JP1/AJS3 - Agentの共通のファイルおよびディレクトリのうち,次に該当するもの

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびディレクトリ

    ・ユーザーが参照または変更する必要がないファイルおよびディレクトリ

    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ

    ・メール連携時に使用するファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照,および運用時に削除管理する必要のあるファイルおよびディレクトリ

    これらのファイルおよびフォルダについては,次の個所を参照してください。

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(2)(a) 共通のファイルおよびディレクトリ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(2)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリ」

    マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(2)(c) メール連携使用時のファイルおよびディレクトリ」

  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ

JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびフォルダ
  • JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.3 JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。

JP1/AJS3 - Web Consoleのファイルおよびフォルダ
Windowsの場合
  • JP1/AJS3 - Web Consoleのファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの

    ・JP1/AJS3 - Web Consoleのログファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(1) Windowsの場合」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.4(1) Windowsの場合」を参照してください。

  • システムドライブ\Program Files\Hitachi\HNTRLib2配下

  • システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\HNTRLib2配下

Linuxの場合
  • JP1/AJS3 - Web Consoleのファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの

    ・JP1/AJS3 - Web Consoleのログファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ

    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ

    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.5(2) UNIXの場合」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.4(2) Linuxの場合」を参照してください。

  • /opt/hitachi/HNTRLib2/配下

  • /var/opt/hitachi/HNTRLib2/配下

また,ウイルスチェックの実施中に資料採取ツールを実行する場合は,ここに記載されているファイルおよびフォルダのほかに,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。