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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)


4.7.1 ログインスクリプトの記述変更を検討する(UNIX限定)

UNIX版JP1/AJS3では,標準ジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの実行に先立って,実行OSユーザーのログインスクリプトが実行されます。シェルのログインスクリプトが実行される例を,次に示します。

注※

OSの種別などによって異なる場合があります。詳細については,OSのドキュメントを確認してください。

そのため,ログインスクリプトの中にechocatコマンドなど,標準出力ファイルへ出力するコマンドがあると,ジョブの実行結果以外のテキストが標準出力ファイルに出力されます。また,対話環境が前提であるsttyttytsetscriptコマンドなどをバッチ環境で実行すると,ジョブが異常終了するおそれがあります。このような場合は,これらのコマンドを実行しないようにログインスクリプトを変更してください。ログインスクリプトの変更例については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 13.4.2 ログインスクリプトの変更」を参照してください。