5.4.13 JP1/AJS3から実行可能なプログラム(Windows限定)
JP1/AJS3から起動するジョブは,サービス空間で実行されます。プログラムによっては,手動で実行した場合と実行結果が異なる場合があります。
サービス空間での動作を確認するには,Windowsのタスクスケジューラーでプログラムを実行します。タスクスケジューラーで実行した場合と手動で実行した場合とで実行結果が異なる場合,タスクスケジューラーの実行結果が手動で実行したときと同じ結果になるようにしてください。
実行するプログラムをタスクとして実行する場合,実行前に次のことを確認してください。
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実行するプログラムを登録したタスクのプロパティで,[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]がチェックされていること。
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実行するプログラムを登録したタスクのプロパティで,[タスクの実行時に使うユーザーアカウント]がJP1/AJS3でジョブを実行するOSユーザー名と一致していること。
なお,サービス空間では,対話型のプログラムをJP1/AJS3のジョブとして実行できない場合があります。JP1/AJS3のジョブとしてJP1/Scriptのスクリプトファイルを定義し,NetExecコマンドでログオン空間を指定して実行すれば,JP1/AJS3のジョブとして実行できるようになります。スクリプトファイルの作成方法については,マニュアル「JP1/Script(Windows(R)用)」を参照してください。