5.11.5 [属性の設定]画面(JavaScriptプラグインパーツ)の項目
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[属性の設定]画面の各項目について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) [プラグイン名]テキストボックス
プラグイン名を20文字以内で入力します。デフォルトでは「JavaScriptPlugin」と表示されます。プラグイン名は必ず入力してください。次の場合はエラーになります。
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制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)を含む文字列を入力した場合
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同一ガイド領域内に重複するプラグイン名が存在する場合
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空文字を指定した場合
(2) [URL]テキストボックス
HTTPリクエストの呼び出し先URLを8,190文字以内で入力します。次の場合はエラーになります。
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制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)を含む文字列を入力した場合
(3) [JavaScript]テキストエリア
サーバ側で実行するJavaScriptを入力します。次の場合はエラーになります。
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65,535文字を超える文字列を入力した場合
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ASCIIコードの0x00〜0x09,0x0B,0x0C,0x0E〜0x1F,および0x7Fを含む文字列を入力した場合
- 重要
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ucnpで始まる変数は,ナビゲーション プラットフォームが使用するシステム変数です。JavaScriptでucnpで始まる変数は使用しないでください。
(4) [ブラウザで実行]チェックボックス
JavaScriptをWebブラウザ(クライアント側)で実行するかどうかを指定します。
[JavaScript]テキストエリアにクライアントサイドJavaScriptを記述する場合は,このチェックボックスをチェックすると,JavaScriptをWebブラウザ(クライアント側)で実行します。
[JavaScript]テキストエリアにサーバサイドJavaScriptを記述する場合は,このチェックを外すと,JavaScriptをサーバ側で実行します。
デフォルトではチェックされていません。
(5) [「戻る」時に実行]チェックボックス
JavaScriptを「戻る」時に実行するかどうかを指定します。
このチェックボックスをチェックすると,「戻る」ボタンクリック時および直接遷移で戻る場合に,JavaScriptを実行します。
デフォルトではチェックされていません。
(6) デフォルトではチェックされていません。[パーツからの入力]のパラメタの設定領域
JavaScriptプラグインパーツの入力パラメタを指定できます。
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[パラメタ名]テキストボックス
パラメタ名を1,024文字以内で入力します。パラメタ名は必ず入力してください。次の場合はエラーになります。
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制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)が含まれる場合
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同一ガイド領域内に重複するパラメタ名が存在する場合
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空文字を指定した場合
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[デフォルト値]テキストボックス
パラメタのデフォルト値を1,024文字以内で入力します。デフォルト値は,次の場合に有効となります。
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パラメタがガイドパーツと結線されていない場合
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ガイドパーツから渡されたキャッシュ値が空文字の場合
次の場合はエラーになります。
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制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)が含まれる場合
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[パラメタ名のツールチップ(パラメタの説明)]テキストボックス
パラメタの説明を64文字以内で入力します。制御文字も入力できます。次の場合はエラーになります。
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64文字を超える文字列を入力した場合
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ASCIIコードの0x00〜0x09,0x0B,0x0C,0x0E〜0x1F,および0x7Fを含む文字列を入力した場合
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[追加]ボタン
パラメタを追加します。パラメタは一番下の行に追加されます。最大パラメタ数は50個です。
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[削除]ボタン
[削除]ボタンのある行のパラメタを削除します。
(7) [パーツへの出力]のパラメタの設定領域
JavaScriptプラグインパーツの出力パラメタを指定できます。
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[パラメタ名]テキストボックス
パラメタ名を1,024文字以内で入力します。パラメタ名は必ず入力してください。次の場合はエラーになります。
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制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)が含まれる場合
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同一ガイド領域内に重複するプラグイン名が存在する場合
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空文字を指定した場合
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[パラメタ名のツールチップ(パラメタの説明)]テキストボックス
パラメタの説明を64文字以内で入力します。制御文字も入力できます。次の場合はエラーになります。
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64文字を超える文字列を入力した場合
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ASCIIコードの0x00〜0x09,0x0B,0x0C,0x0E〜0x1F,および0x7Fを含む文字列を入力した場合
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[追加]ボタン
パラメタを追加します。パラメタは一番下の行に追加されます。最大パラメタ数は50個です。
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[削除]ボタン
[削除]ボタンのある行のパラメタを削除します。
(8) 入力パラメタ
入力パラメタのキャッシュ値は,JavaScript内の変数に設定され,JavaScript内のスクリプトが呼び出すときに参照されます。また,入力パラメタのデフォルト値は,JavaScriptの実行前に設定されます。
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JavaScriptの記述例
入力パラメタのパラメタ名が「inputparameter1」,パラメタ値が文字列「inputvalue1」の場合,「var inputVal = inputparameter1;」というスクリプトを実行すると,変数「inputVal」に文字列「inputvalue1」が設定されます。
また,JavaScript内のスクリプトを呼び出す前に入力パラメタのチェックが実行されます。次の場合はエラーになります。
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HTTPリクエストの呼び出し先URLが8,190文字を超えている場合
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HTTPリクエストの呼び出し先URLに制御文字(ASCIIコード上の0x00〜0x1Fと0x7F〜0x9F)が含まれる場合
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JavaScriptが65,535文字を超えている場合
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JavaScriptにASCIIコードの0x00〜0x08,0x0B,0x0C,0x0E〜0x1F,および0x7F〜0x9Fが含まれる場合
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パラメタの値にASCIIコードの0x00〜0x08,0x0B,0x0C,0x0E〜0x1F,および0x7F〜0x9Fが含まれる場合
(9) 出力パラメタ
JavaScript内で変数に設定された値は,出力パラメタのキャッシュ値として格納されます。
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JavaScriptの記述例
出力パラメタのパラメタ名が「resultparameter1」の場合,「var resultparameter1 = "resultvalue1";」というスクリプトを実行すると,出力パラメタ「resultparameter1」に文字列「resultvalue1」が設定されます。