10.2 運用開始後に発生するトラブル
ナビゲーション プラットフォームの運用開始後にトラブルが発生した場合は,次の情報を参照してください。
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標準出力,標準エラー出力,またはトレースファイルに出力されたメッセージ
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トレースファイル
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npsnapshotlogコマンド(トラブルシュート情報の収集)で取得する情報
npsnapshotlogコマンドで取得する情報は,1次資料と2次資料に分類できます。
- 1次資料
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トラブルの概要を把握するためのログと,システムの主要な設定ファイルが含まれます。簡単なトラブルであれば,1次資料だけで対処できます。
なお,1次資料にはユーザ情報が記述されている次のファイルも含まれます。
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マシンのシステム情報およびシステムファイル
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ナビゲーション プラットフォームの各種設定ファイル
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- 2次資料
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レジストリ情報や,1次資料では取得されないシステムの詳細な設定ファイルが含まれます。1次資料だけでは解決できない,難易度の高いトラブルの場合は,2次資料も活用します。
メッセージの出力先,要因,および対処については,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム メッセージ」を参照してください。
トレースファイルの出力先については,「10.4 トレースファイルの出力先」を参照してください。
また,npsnapshotlogコマンドの使用方法については,「9.16 npsnapshotlogコマンド(トラブルシュート情報の収集)」を参照してください。