5.13.1 JP1/IMの設定条件
JP1イベント対処状況変更プラグインを使用するために,JP1/IMに必要な設定条件を次に示します。
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JP1/Base 10-50以降を使用する
JP1/IM-MがセットアップされているマシンにJP1/Base 10-50以降をセットアップする必要があります。
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ユーザ認証圏を合わせる
JP1/IMのマシンにセットアップしたJP1/Baseのユーザ認証圏は,ナビゲーション プラットフォームと同じにしてください。
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JP1/IMがセットアップされているマシンのシステム環境変数PATHにjcochstatコマンドの格納ディレクトリのパスを設定する
jcochstatコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」またはマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」を参照してください。
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JP1/IMがセットアップされているマシンのJP1/Baseで,JP1ユーザとOSユーザのマッピングをする
JP1連携プラグインを使った業務コンテンツを操作するJP1ユーザすべてに,Windowsの管理者権限のあるOSアカウントをマッピングする必要があります。
なお,JP1/IMとナビゲーション プラットフォームのホストのOSが異なっていても問題ありません。
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ナビゲーション プラットフォームの参照権限を設定する
JP1/IMのユーザのうち,JP1/IMのJP1イベントを操作する権限を持つユーザに対してだけ,ナビゲーション プラットフォームを参照できる操作権限(JP1権限レベル)を設定してください。JP1/IMの操作権限については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」またはマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」を参照してください。
JP1イベント対処状況変更プラグインを使用する前に,これらの設定が完了しているかどうか確認してください。