1.2.1 作業の流れ
ナビゲーション プラットフォームを業務に導入してから運用するまでの間に必要な作業の流れを次に示します。
|
図に示した作業の概要について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) システム管理
システム管理の概要を説明します。
- 作業内容
-
システム管理の作業を次に示します。システム管理の詳細は,「第2編 構築編」および「第3編 運用編」を参照してください。
-
ナビゲーション プラットフォームのセットアップ
ナビゲーション プラットフォームをシステムにインストールしてセットアップします。また,前提ソフトウェアであるディレクトリサーバを構築します。
-
ナビゲーション プラットフォームの運用
ナビゲーション プラットフォームをセットアップしたシステムを運用します。
-
業務コンテンツの運用
編集環境で作成した業務コンテンツを実行環境に適用して公開したり,開発環境で開発したプラグインやカスタム画面を編集環境と実行環境に適用したりします。
また,ユーザ認証を利用している場合は,どの利用者に見せるための業務コンテンツなのかをあらかじめ検討します。検討結果に基づき,業務コンテンツ作成時にアクセス権グループも作成,設定します。
-
- 作業を実施する環境
-
実行環境,編集環境,開発環境のすべてで実施します。
- 作業を実施するユーザ
-
WindowsのAdministrator権限,およびナビゲーション プラットフォームのシステム管理者権限を持つユーザが実施します。
システム管理の作業を実施するユーザのことを,ナビゲーション プラットフォームのマニュアルではシステム管理者といいます。
(2) 業務コンテンツ作成
業務コンテンツ作成の概要を説明します。
- 作業内容
-
業務コンテンツ作成の作業を次に示します。業務コンテンツ作成の詳細は,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド」を参照してください。
-
業務コンテンツの作成
-
作成した業務コンテンツの編集
-
- 作業を実施する環境
-
編集環境で実施します。編集環境へはWebブラウザ経由でアクセスします。
- 作業を実施するユーザ
-
業務コンテンツに対して管理者または編集者のアクセス権を持つユーザが実施します。
ナビゲーション プラットフォームのマニュアルでは,業務コンテンツに対して,管理者のアクセス権を持つユーザのことをコンテンツ管理者,編集者のアクセス権を持つユーザのことをコンテンツ編集者といいます。
また,JP1/Baseによるユーザ認証を使用する場合は,業務コンテンツに対して,作成者のアクセス権を持つユーザのことをコンテンツ作成者といいます。
(3) 開発
開発の概要を説明します。
- 作業内容
-
開発の作業を次に示します。開発の詳細は,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」を参照してください。
-
プラグイン(入出力,中断再開,カスタム画面)の開発と改修
-
- 作業を実施する環境
-
開発環境で実施します。
- 作業を実施するユーザ
-
WindowsのAdministrator権限を持つユーザが実施します。
(4) 業務実行
業務実行の概要を説明します。
- 作業内容
-
業務コンテンツを操作しながら,業務を実行します。業務実行の詳細は,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド」を参照してください。
- 作業を実施する環境
-
実行環境で実施します。実行環境へはWebブラウザ経由でアクセスします。
- 作業を実施するユーザ
-
業務を実行するユーザのことを,ナビゲーション プラットフォームのマニュアルでは利用者といいます。