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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.10.16 監視対象削除(JP1/PFM - RM)

機能

この部品は,JP1/PFM - RM for Platform(以降,JP1/PFM - RM)から監視対象(リモートエージェント)を削除します。

この部品では,次のサーバを前提とします。

・PFM-RMサーバ(実行対象サーバ)

 この部品を実行する対象です。JP1/PFM - RMがセットアップされている必要があります。

・監視対象サーバ

 JP1/PFM - RMへ監視対象として追加するサーバです。

利用場面

JP1/PFM - RMにより性能監視を行っているシステムから,監視対象のサーバを削除する場合などに使用できます。

次の部品もあわせて使用することで,JP1/PFM - RMの監視設定作業を効率化できます。

・jp1pfmReleaseAlarm

前提条件

【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

(1)JP1/Automatic Operation 11-00以降

【実行対象サーバ内前提製品】

(1)JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform 09-10以降

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

(1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter

(2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

(3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

(4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

(6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

(7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

(1)監視対象サーバを追加するJP1/PFM - RMの監視インスタンスが起動していること。

(2)実行対象サーバがクラスタ構成の場合,プロパティcommon.targetHostNameにはJP1/PFM - RMの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/PFM - RMの論理ホスト名を指定してください。

(3)実行対象サーバのJP1/PFM - RMでプロダクト名表示機能が有効になっていること。

注意事項

(1)この部品を同一の実行対象サーバにおいて複数同時に実行しないでください。

(2)この部品の実行後は,JP1/PFM - Web Consoleのエージェント階層で「User Agents」を選択して表示されるツリーから,不要になったエージェントを必要に応じて削除してください。

(3)アラームテーブルがバインドされている監視対象サーバを削除する場合,監視対象サーバのエージェントにバインドされているアラームテーブルを削除前にすべてバインド解除してください。

(4)プロパティJP1PFM.serviceKeyには"RMPlatform"を指定してください。その他の値を入れた場合の動作はサポートしていません。

バージョン

02.00.00

部品のタグ

Configure JP1,PFM,Windows,Linux

タスクログに表示される部品の名称

jp1pfmDeleteRemoteAgent

戻り値

戻り値

説明

0

正常

12

異常(ユーザーミス) プロパティ不正

13

異常(ユーザーミス) 認証不可

14

異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可

20

異常(ユーザーミス) その他ユーザーエラー

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

22

異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足

23

異常(環境不正) 前提環境不正

25

異常(環境不正) 通信エラー

26

異常(連携製品トラブル) 内部エラー

41

異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知)

42

異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

JP1PFM.serviceKey

JP1/PFMプロダクトのサービスキー

JP1/PFM - RMのサービスキーを指定します。

− 

入力

○ 

JP1PFM.instanceName

JP1/PFM - RMのインスタンス名

監視対象サーバのリモートエージェントが属するJP1/PFM - RMのインスタンス名を指定します。

− 

入力

○ 

JP1PFM.targetName

監視対象サーバのホスト名

監視対象サーバのホスト名を指定します。

− 

入力

○ 

JP1.logicalHostName

実行対象サーバの論理ホスト名

実行対象サーバのJP1/PFM - RMの論理ホスト名を指定します。

− 

入力

△ 

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

− 

入力

○ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

△