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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.9.3 監視対象ノード追加

機能

指定されたノードをJP1/Cm2/NNM(またはJP1/Cm2/NNMi)の監視対象に追加します。

この部品では,次のサーバを前提とします。

・NNMサーバ(実行対象サーバ)

 この部品を実行する対象です。JP1/Cm2/NNM(またはJP1/Cm2/NNMi)がセットアップされている必要があります。

・監視対象ノード

 JP1/Cm2/NNM(またはJP1/Cm2/NNMi)へ監視対象として追加するサーバまたは機器です。

利用場面

管理するサーバの増加などによって,ノード監視の監視対象ノードを追加する際に使用します。

前提条件

【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

 JP1/Automatic Operation 11-00以降

【実行対象サーバ内前提製品】

 (1) JP1/Cm2/Network Node Manager i 09-10〜10-50

 (2) JP1/Network Node Manager i 11-00〜12-60

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

 (1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter

 (2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

 (3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

 (4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

 (5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

 (6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

 (7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

 (1)JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Editionを使用する場合,ovspmd,ovwdb,pmd,ovtopmd,netmonの5つのプロセスが起動していること。

注意事項

(1)監視対象ノードのIPアドレスに,IPv6アドレスは指定できません。

(2)マルチテナントに対応させる場合,JP1/Cm2/NNMiはノード追加後にノードを移動する必要があります。

(3)JP1/Cm2/NNMiではノードを追加したあとにシードを削除することを推奨しています(詳細はJP1/Cm2/NNMiのリリースノートを参照してください)。

バージョン

02.00.00

部品のタグ

Configure JP1,NNMi,Windows,Linux

タスクログに表示される部品の名称

jp1nnmAddHost

戻り値

戻り値

説明

0

正常

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

27

異常(エラー内容はタスクログで確認)

41

異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

JP1CM2NNM.monitoringNodeIPaddress

監視対象ノードのIPアドレス

監視対象ノードのIPアドレスを指定します。IPv6アドレスは指定できません。

− 

入力

○ 

JP1CM2NNM.monitoringNodeHostname

監視対象ノードのホスト名

監視対象ノードのホスト名を指定します。

− 

入力

△ 

JP1CM2NNM.targetSubnetMask

監視対象ノードのサブネットマスク

監視対象ノードのサブネットマスクを指定します。JP1/Cm2/NNMを使用する場合は必ず指定してください。

− 

入力

△ 

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

− 

入力

○ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

△