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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.9.1 NNMiトポロジデータベース内容の出力

機能

JP1/Cm2/NNMiのトポロジデータベースの内容を取得し,指定した出力タイプでファイルに出力します。

この部品では,次のサーバを前提とします。

・NNMiサーバ(実行対象サーバ)

 この部品を実行する対象です。JP1/Cm2/NNMiがセットアップされている必要があります。

出力タイプに指定する内容は,JP1/Cm2/NNMiのマニュアルを参照してください。

利用場面

JP1/Cm2/NNMiに監視対象追加や削除を行ったあとに,トポロジデータベースの内容を確認する場合に使用できます。

前提条件

【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

 JP1/Automatic Operation 11-00以降

【実行対象サーバ内前提製品】

 (1) JP1/Cm2/Network Node Manager i 09-10〜10-50

 (2) JP1/Network Node Manager i 11-00〜12-60

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

 (1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter (x64)

 (2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

 (3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

 (4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

 (5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

 (6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

 (7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

 (1)JP1/Cm2/NNMi 09-10を使用する場合,NNMiサーバにおいて,アカウントクレデンシャル(JP1/Cm2/NNMiのスクリプトを実行するときのユーザー名とパスワードに使用される値)が設定済みであること。

注意事項

(1)この部品を同一のNNMiサーバに複数同時に実行しないでください。

(2)この部品では,NNMiサーバ上でnnmtopodumpコマンドを実行します。そのため,部品実行中にNNMiサーバ上でnnmtopodumpコマンドを実行しないでください。同様に,NNMiサーバ上で,nnmtopodumpコマンドを実行中の場合は,この部品を実行しないでください。

(3)NNMiサーバの稼働OSがLinuxの場合は,エージェントレス接続先に定義された接続ユーザーのデフォルトロケールでコマンドが実行されます。接続ユーザーのデフォルトロケールには,JP1/Cm2/NNMiがサポートするロケールを設定してください。詳細については,JP1/AOマニュアルの「部品実行時に設定される操作対象の機器のロケールについて」,「部品実行時に設定されるJP1/AOが通信で使用する文字セットについて」およびJP1/Cm2/NNMiマニュアルを参照してください。

バージョン

02.00.00

部品のタグ

Gather JP1 information,NNMi,Windows,Linux

タスクログに表示される部品の名称

jp1nnmGetTopoDump

戻り値

戻り値

説明

0

正常

12

異常(ユーザーミス) プロパティ不正

14

異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

27

異常(エラー内容はタスクログで確認)

41

異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

localhost

入力

○ 

JP1CM2NNM.dumpType

トポロジデータベース内容の出力タイプ

JP1/Cm2/NNMiトポロジデータベース内容の出力タイプを指定します。

node

入力

○ 

common.outputFilePath

出力ファイルのパス

出力するファイルをフルパスで指定します。

− 

入力

○ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

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