Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.7.3 JP1/Baseイベントサービスの停止(UNIX)

機能

この部品は,UNIXの実行対象サーバで,JP1/Baseのイベントサービスを停止します。

この部品が前提とするサーバを次に示します。

・実行対象サーバ

 この部品を実行する対象となるサーバです。

この部品内のスクリプトでは次のコマンドを実行します。

・jevstop ["イベントサーバ名(JP1Base.eventServerNameプロパティ)の値"]

JP1/Baseのjevstopコマンドの詳細については,JP1/Baseマニュアルの同コマンドを参照してください。

利用場面

JP1/Baseの設定変更後,変更を反映するためにJP1/Baseのイベントサービスを再起動する場合に使用します。

なお,この部品は停止の完了を待たずに非同期で終了しますが,この部品実行後に「JP1/Baseイベントサービスの状態取得」部品を使用することで停止の完了を待つことができます。

前提条件

【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

(1)JP1/Automatic Operation 11-00以降

【実行対象サーバ内前提製品】

(1)JP1/Base 09-00以降

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

(1) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

(2) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

(3) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

(1)JP1/Baseのイベントサービスが起動していること。

注意事項

(1) この部品のプロパティには「"」(ダブルクォーテーション)および「'」(シングルクォーテーション)を含む文字列は指定しないでください。

(2) その他の注意事項については,JP1/Baseマニュアルの同コマンドの注意事項を参照してください。

実行権限

root権限

バージョン

02.02.00

部品のタグ

Control JP1,Base,Linux

タスクログに表示される部品の名称

jp1baseEventStop

戻り値

戻り値

説明

0

正常

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

27

異常(エラー内容はタスクログで確認)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

− 

入力

○ 

JP1Base.eventServerName

イベントサーバ名

イベントサーバ名を指定します。

− 

入力

△ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

△