Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


3.16.9 仮想サーバ再起動(繰り返しフロー)

フロー仕様詳細

フロー仕様詳細を次の表に示します。

階層

処理内容

ステップ名

部品

部品名

説明

エラー時の回復方法

1

電源状態取得

vsphereGetPower

仮想サーバの電源状態取得

指定された仮想サーバの電源状態を取得します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2

電源状態確認

vsphereCheckPower

階層フロー部品

電源状態を調べ,電源状態がOFFであれば,ジョブネットをエラーにします。

− 

2-3

値判定分岐部品

出力文字列がPoweredOffを含むか判定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2-4

異常終了部品

ジョブネットをエラーにします。

− 

3

仮想サーバ停止

vsphereSetPowerOff

仮想サーバのシャットダウン

指定された仮想サーバの電源状態をOFFに設定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

4

仮想サーバ起動

vsphereSetPowerOn

仮想サーバの起動

指定された仮想サーバの電源状態をONに設定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

5

ネットワーク接続確認

vsphereCheckNetwork

階層フロー部品

ネットワークが接続されているかを確認します。

− 

5-1

仮想サーバのIPアドレス取得

仮想サーバのIPアドレスを取得します。

システム環境の状態によっては,仮想サーバの起動には成功するが,エラーが発生することがあります。

仮想サーバが起動しているか確認してください。

5-2

ICMPエコー要求メッセージの送信

電源状態がONになった仮想サーバにICMPエコー要求を発行します。

システム環境の状態によっては,仮想サーバの起動には成功するが,エラーが発生することがあります。

仮想サーバが起動しているか確認してください。