1.5.4 hcmds64intg(認証データの削除・確認)
機能
ユーザーアカウントを管理しているサーバのリポジトリーに登録されている認証データを削除します。また,認証データが登録されているサーバのアドレスを表示します。
JP1/AOのアンインストール時に認証データを削除できなかった場合に,このコマンドを使用して認証データを削除します。
形式
hcmds64intg {/delete /type Automation | /print | /primary } /user ユーザーID /pass パスワード
引数
- /delete
認証データを削除します。
- /type Automation
認証データが登録されているサーバの製品名として「Automation」を指定します。
認証データが登録されているプログラム名称を表示します。
- /primary
認証データが登録されているサーバのホスト名,またはIPアドレスを表示します。
- /user ユーザーID
認証データが登録されているサーバに接続するためのユーザーIDを指定します。User Management権限を持つアカウントのユーザーIDを指定します。
- /pass パスワード
User Management権限を持つアカウントのパスワードを指定します。
格納先
- Windowsの場合
共通コンポーネントのインストール先フォルダ\bin
- Linuxの場合
/opt/HiCommand/Base64/bin
実行権限
Administrators権限またはroot権限を持つユーザーで実行してください。
戻り値
コマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常に終了しました。 |
1 |
すでに,認証データが削除されています。 |
2 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されています。 |
3 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されていません。 |
4 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されていません。また,認証データが登録されているサーバで認証エラーが発生しました。 |
253 |
認証データが登録されているサーバで認証エラーが発生しました。 |
254 |
認証データが登録されているサーバとの通信に失敗しました。 |
255 |
異常終了しました。 |
使用例
Windowsで,ユーザーアカウントを管理しているサーバから認証データを削除する場合のコマンドの使用例を示します。
hcmds64intg /delete /type Automation /user user1 /pass pass1