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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


5.6.3 サービステンプレートの開発環境と本番環境を別にすることを推奨する理由

本番環境とは別に,サービステンプレートを開発する環境を構築すると,本番用と開発用で,サービス共有プロパティを使い分けられます。

サービステンプレートの開発環境と本番環境が同じである場合

サービス共有プロパティの値は,JP1/AOシステム内で1つです。サービス共有プロパティを変更した場合,開発サービステンプレートだけでなく,リリースサービステンプレートにも影響します。

サービステンプレートの開発環境と本番環境が別の場合

サービス共有プロパティの値は,本番用と開発用で別々に管理されます。サービス共有プロパティを変更した場合,開発サービステンプレートのサービス共有プロパティだけが変更されます。リリースサービステンプレートのサービス共有プロパティには影響しません。

このように,リリースサービステンプレートのサービス共有プロパティに変更が影響しないようにするため,サービステンプレートの開発環境と本番環境を別にすることを推奨しています。