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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


8.2 実行中のタスクが失敗になった

実行中のタスクが失敗になった場合,障害要因を取り除いてタスクをやり直してください。タスクをやり直す方法として,「再実行」と「リトライ」があります。

作業手順

  1. [タスク]画面の[タスク]タブまたは[デバッグ]タブに表示されているタスク一覧で,失敗したタスクを選択します。

  2. [フロー]エリアで失敗したステップを確認します。

    失敗したステップのアイコンにマウスオーバーして表示されるツールチップで,失敗したステップの戻り値を確認します。

  3. [タスク詳細表示]ボタンをクリックします。

  4. [タスク詳細]画面の[ログ]タブをクリックしてタスクログを確認します。

  5. タスクログの部品定義に関する情報を参照し,実行に失敗した部品を確認します。

  6. タスクログで,部品の戻り値から障害要因を特定します。

    コンテンツ部品の戻り値は,マニュアルJP1/AO サービステンプレート開発ガイド-「コンテンツ部品の戻り値について」のトピックを参照し,障害要因に応じて対処してください。基本部品の戻り値は,マニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンスの各部品のトピックを参照してください。

  7. タスクログのエラーメッセージ,および例外詳細を確認して対処します。

  8. サービステンプレートの前提条件を確認し,サービスを実行できる状態にします。

    マニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンスで該当するサービステンプレートの設定を確認してください。

  9. 障害要因を解決したら,失敗したタスクを再実行します。

注※

タスクログは,[タスク詳細]画面([ログ]タブ)の[ダウンロード]ボタンをクリックすると,ダウンロードできます。