3.3 サービステンプレートをインポートする手順
サービステンプレートをJP1/AOにインポートします。サービステンプレートをJP1/AOに追加することをサービステンプレートのインポートといいます。ここでは,リリースサービステンプレートをインポートする手順を説明します。この操作は,操作画面またはコマンドで実行できます。
なお,開発サービステンプレートは,[Service Builder]画面から,またはimportservicetemplateコマンドを実行してインポートします。[Service Builder]画面から開発サービステンプレートをインポートする手順については,マニュアルJP1/AO サービステンプレート開発ガイドを参照してください。
- 重要
サービステンプレートまたはサービステンプレートをまとめたZipファイルのファイルサイズが100MBを超える場合は,importservicetemplateコマンドを実行してインポートしてください。
操作できる権限およびロール:
AdminロールまたはDevelopロールを持つユーザー
コマンドを実行する場合は,さらにOSのAdministrators権限またはroot権限が必要です。
操作画面からサービステンプレートをインポートするには:
[サービステンプレート]画面を表示します。
[サービステンプレート]エリアの[インポート]ボタンをクリックします。
[サービステンプレートインポート]ダイアログボックスの[選択]ボタンをクリックして,インポートするサービステンプレートファイルを選択します。
- 重要
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開発中のサービステンプレートのファイル(stファイル)は選択できません。
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サービステンプレートのファイル名に,マルチバイト文字は使用しないでください。
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インポートするサービステンプレートに定義された外部リソースプロバイダと同じUUIDの外部リソースプロバイダがすでに存在していた場合,サービステンプレートのインポート時に,サービステンプレートに定義された外部リソースプロバイダの内容で既存の外部リソースプロバイダを上書きします。
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- ヒント
サービステンプレートのファイル(stファイル)を複数インポートしたい場合,それらをまとめたzipファイルを作成すれば1回でインポートできます。このとき,フォルダは作成しないで,サービステンプレートのファイルだけを圧縮してください。
[OK]ボタンをクリックします。
[情報]ダイアログボックスで,[OK]ボタンをクリックします。
コマンドからサービステンプレートをインポートするには:
importservicetemplateコマンドを実行してください。
操作結果:
サービステンプレートがJP1/AOサーバにインポートされます。インポートされたサービステンプレートは,[サービステンプレート]エリアで確認できます。
- ヒント
[Service Builder]画面でサービステンプレートをビルドまたはリリースした場合は,インポートの操作をしなくても自動的にインポートされます。