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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


2.1 [ログイン]画面

[ログイン]画面は,JP1/AOにログインするための画面です。[ログイン]画面は,次に示すURLをWebブラウザーに指定すると表示されます。ログイン時のURLは,システムの構成(非クラスタシステムまたはクラスタシステム)によって異なります。

表2‒1 ログイン時のURL

システムの構成

URL

指定方法

非クラスタシステム

http接続の場合

http://ホスト名またはIPアドレス:ポート番号/Automation/

https接続の場合

https://ホスト名またはIPアドレス※1:ポート番号/Automation/

  • ホスト名またはIPアドレスにはインストール時に指定したホスト名またはIPアドレスを指定します。

  • ポート番号のデフォルトは,次のとおりです。

    http接続の場合

    22015

    https接続の場合

    22016

    なお,ポート番号は変更できます。

クラスタシステム

http接続の場合

http://論理ホスト名または論理IPアドレス:ポート番号/Automation/

https接続の場合

https://論理ホスト名または論理IPアドレス※1:ポート番号/Automation/

ポート番号のデフォルトは,次のとおりです。

http接続の場合

22015

https接続の場合

22016

なお,ポート番号は変更できます。※2

注※1

https接続時には,SSLサーバ証明書にホスト名を指定しているときはホスト名を,IPアドレスを指定しているときはIPアドレスをURLに指定することをお勧めします。不一致の場合は,警告やエラーが表示されます。

注※2

クラスタシステムのJP1/AOのポート番号を変更する際には,クラスタソフトでサービスを停止してください。また,実行系ホストと待機系ホストの両方でポート番号を変更してください。

図2‒1 [ログイン]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[ユーザーID]テキストボックス

ログインするユーザーのユーザーIDを入力します。

[パスワード]テキストボックス

ログインするユーザーのパスワードを入力します。

[ログイン]ボタン

ユーザーIDとパスワードを入力してクリックすると,JP1/AOにログインしてメイン画面が表示されます。

重要

JP1/AOにログインした際,「予期しないエラー」のメッセージダイアログボックスが表示されたり,画面が正しく表示されなかったりすることがあります。その場合は,Webブラウザーのインターネット一時ファイルを削除し,Webブラウザーを再起動してから再度ログインしてください。インターネット一時ファイルの削除方法については,使用しているWebブラウザーのドキュメントを参照してください。

ヒント

JP1/AOのインストール後,初めてログインする場合は,SystemアカウントのユーザーIDとパスワードを使用してください。

  • ユーザーID:system

  • パスワード:manager

なお,不正なアクセスを防止するために,Systemアカウントのパスワードは変更することをお勧めします。また,必要に応じてJP1/AOを操作するためのユーザーを追加登録してください。