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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


1.10.2 サービスグループとユーザーグループの関係について

サービスグループ,ユーザーグループ,およびロールの関係を次に示します。

図1‒17 グループの管理で使用する各要素の関係

[図データ]

サービスグループ
  • サービスグループの管理は,Adminロールを持つユーザーだけが実施できます。

  • サービスグループは,複数作成できます。

  • 同一の名称のサービスグループは,作成できません。

  • リソースは,サービスグループに所属している必要があります。ただし,1つのリソースが所属できるサービスグループは1つだけです。同じ内容の2つのリソースを,それぞれ別のサービスグループに割り当てることはできます。

  • ビルトインサービスグループとして,インストール時にAll Service GroupsおよびDefaultServiceGroupが自動で作成されます。

ユーザーグループ
  • ユーザーグループの管理は,User Management権限を持つユーザーだけが実施できます。

  • ユーザーグループは複数作成できます。

  • 同一の名称のユーザーグループは,複数作成できません。

  • ユーザーは,複数のユーザーグループに追加できます。

  • ユーザーグループには,複数のサービスグループが設定できます。

  • ビルトインユーザーグループとして,インストール時にAdminGroup,DevelopGroup,ModifyGroup,SubmitGroupが自動で作成されます。

ロール
  • サービスグループごとにロールを設定できます。サービスグループをユーザーグループに割り当てる際,1つのサービスグループに設定できるロールは,1つだけです。