1.3.3　各製品のインストール先フォルダ

JP1/AOサーバのOSがWindowsの場合，各製品のインストール先フォルダは，インストール時のウィザードで指定します。JP1/AOサーバのOSがLinuxの場合，インストール先フォルダは固定されていて，変更できません。

表1‒4　デフォルトのインストール先フォルダ（Windowsの場合）

項目	インストール先フォルダ	変更可否
JP1/AO	システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1AO※1	○
JP1/AO - Contents	システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\JP1AOCONT※2	○
共通コンポーネント※3	システムドライブ\Program Files\Hitachi\HiCommand\Base64※4	○

（凡例）

○：変更できます。

注※1

「JP1AO」の部分は固定です。このマニュアルでは「システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1AO」を「JP1/AOのインストール先フォルダ」と表記しています。

注※2

「JP1AOCONT」の部分は固定です。

注※3

Hitachi Command Suite製品と共通して使用する機能を集めたコンポーネントです。JP1/AOの機能の一部としてインストールされます。

Hitachi Command Suite製品がインストールされていた場合，共通コンポーネントはインストール済みです。このとき，共通コンポーネントのインストール先は，Hitachi Command Suite製品のインストール時に作成されたフォルダになります。そのため，「システムドライブ\Program Files\Hitachi\HiCommand\Base64」のフォルダは新規に作成されません。

注※4

「HiCommand\Base64」の部分は固定です。

JP1/AOのインストール先フォルダを変更すると，「システムドライブ\Program Files\Hitachi」の部分が変更されます。

表1‒5　インストール先フォルダ（Linuxの場合）

項目	インストール先フォルダ	変更可否
JP1/AO	/opt/jp1ao /var/opt/jp1ao	×
JP1/AO - Contents	/opt/jp1aocont	×
共通コンポーネント※	/opt/HiCommand/Base64	×

（凡例）

×：変更できません。

注※

Hitachi Command Suite製品と共通して使用する機能を集めたコンポーネントです。JP1/AOの機能の一部としてインストールされます。

Hitachi Command Suite 製品がインストールされていた場合，共通コンポーネントはインストール済みです。このとき，共通コンポーネントのインストール先は，Hitachi Command Suite製品のインストール時に作成されたフォルダになります。そのため，「/opt/HiCommand/Base64」のフォルダは新規に作成されません。

JP1/AOサーバのOSがWindowsの場合，次に示すフォルダは，インストール先に指定できません。また，JP1/AO Content Packのインストール先フォルダ配下は，インストール先に指定しないでください。

表1‒6　インストール先に指定できないフォルダ

フォルダ	備考
ドライブ直下	「c:\」や「d:\」などは指定できません。
64ビット版Windowsでの32ビットアプリケーション用フォルダ	%programfiles(x86)%※，%CommonProgramFiles(x86)%※，%WinDir%，%WinDir%\system32，%programfiles%\WindowsAppsは指定できません。
ネットワークドライブ	－

（凡例）

－：なし

注※

JP1/AO - Contentsのインストール先には指定できます。

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