はじめに
このマニュアルは,JP1/Automatic Operationの製品概要,機能概要,およびシステム設計について説明したものです。なお,このマニュアルでは,JP1/Automatic OperationをJP1/AOと表記します。
■ 対象読者
このマニュアルは,次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。
JP1/AOの製品概要や機能概要について知りたい方
JP1/AOの導入検討またはシステム設計をしている方
■ 読書手順
JP1/AOには,このマニュアルを含めて8冊のマニュアルがあります。次の表に示すように,目的に合わせて必要な個所をお読みください。
目的 |
参照マニュアル |
参照個所 |
---|---|---|
JP1/AOの基本的な構築方法および運用方法を知る |
IT運用自動化 基本ガイド |
1章 JP1/AOシステムの構築 |
2章 IT運用の自動実行 |
||
3章 サービステンプレートのカスタマイズ |
||
JP1/AOの概要を知る |
JP1/AO 導入・設計ガイド |
1章 JP1/AOの概要 |
JP1/AOの機能を知る |
2章 機能の紹介 |
|
設計時に必要な検討事項を確認し,システムを設計する |
3章 JP1/AOシステムの設計 |
|
JP1/AOシステムを構築する |
JP1/AO 構築ガイド |
1章 新規インストール |
2章 インストール後の環境設定 |
||
4章 システム情報の変更 |
||
JP1/AOと他製品との連携を知る |
3章 他製品連携 |
|
クラスタシステムを構築する |
5章 クラスタシステムの構築 |
|
JP1/AOを上書きインストールまたはバージョンアップインストールする |
6章 上書きまたはバージョンアップインストール |
|
JP1/AOをアンインストールする |
7章 アンインストール |
|
JP1/AOで環境を移行する |
8章 リプレース |
|
運用方法を知る |
JP1/AO 運用ガイド |
1章 JP1/AOの運用 |
システムを保守・メンテナンスする |
7章 メンテナンス |
|
JP1/AOの制限値を知る |
A.1 制限値一覧 |
|
コマンドの使い方を知る |
JP1/AO コマンド・APIリファレンス |
1章 コマンド |
APIの使い方を知る |
2章 API |
|
JP1/AOが提供しているサービステンプレートおよび部品を知る |
JP1/AO サービステンプレートリファレンス |
2章 JP1/AO同梱版サービステンプレート |
3章 JP1/AO Content Pack版サービステンプレート |
||
4章 JP1/AO同梱版部品 |
||
5章 JP1/AO Content Pack版部品 |
||
サービステンプレートおよび部品の開発手順を知る |
JP1/AO サービステンプレート開発ガイド |
1章 サービステンプレート開発の流れ |
2章 サービステンプレートの定義情報を設定する |
||
3章 サービステンプレートのフローを作成・編集する |
||
4章 サービスプロパティを設定する |
||
5章 サービステンプレートを管理する |
||
6章 部品を作成・編集する |
||
7章 部品を管理する |
||
8章 サービステンプレートを検証する |
||
トラブルが発生したときの対処方法を知る |
JP1/AO 構築ガイド |
9章 構築時のトラブルシューティング |
JP1/AO 運用ガイド |
8章 運用時のトラブルシューティング |
|
トラブルが発生したときにメッセージの内容を確認し,対処方法を知る |
JP1/AO メッセージ |
3章 メッセージ一覧 |
■ マイクロソフト製品の表記
このマニュアルでは,マイクロソフト製品の名称を次のように表記しています。
表記 |
製品名 |
||
---|---|---|---|
Active Directory |
Microsoft(R) Active Directory |
||
Windows Server 2008 R2 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter |
||
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise |
|||
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard |
|||
Windows Server 2012 |
Windows Server 2012 Datacenter |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter |
|
Windows Server 2012 Standard |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard |
||
Windows Server 2012 R2 |
Windows Server 2012 R2 Datacenter |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter |
|
Windows Server 2012 R2 Standard |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard |
||
Windows Server 2016 |
Windows Server 2016 Datacenter |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter |
|
Windows Server 2016 Standard |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard |
||
Windows Server 2019 |
Windows Server 2019 Datacenter | Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter | |
Windows Server 2019 Standard |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard | ||
Windows Server 2022 |
Windows Server 2022 Datacenter |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2022 Datacenter |
|
Windows Server 2022 Standard |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2022 Standard |
Windows Server 2022,Windows Server 2019,Windows Server 2016,Windows Server 2012 R2,Windows Server 2012,およびWindows Server 2008 R2を総称してWindowsと表記することがあります。
■ マニュアルで使用している書式
このマニュアルで使用している書式について説明します。
書式 |
説明 |
---|---|
文字列 |
可変の値を示します。 (例)日付はYYYYMMDDの形式で指定します。 |
[ ] |
ウィンドウ,ダイアログボックス,タブ,メニュー,ボタンなどの画面上の要素名を示します。 |
[ ]-[ ] |
メニューを連続して選択することを示します。 (例) [ファイル]-[新規作成]を選択します。 上記の例では,[ファイル]メニュー内の[新規作成]を選択することを示します。 |
「 」 |
画面などに入力する文字列を示します。 |
■ インストール先フォルダの表記
このマニュアルでは,Windows版JP1/AOのデフォルトのインストール先フォルダを次のように表記しています。
- JP1/AOのインストール先フォルダ
システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1AO
- 共通コンポーネントのインストール先フォルダ
システムドライブ\Program Files\Hitachi\HiCommand\Base64
なお,Linux版JP1/AOのインストール先フォルダは次のとおりです。
- JP1/AO のインストール先フォルダ
/opt/jp1ao
/var/opt/jp1ao
- 共通コンポーネントのインストール先フォルダ
/opt/HiCommand/Base64
■ マニュアルで掲載している画面図
製品の改良などによって,このマニュアルに掲載されている画面はご使用の製品画面と一部異なることがあります。あらかじめご了承ください。