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JP1 Version 11 JP1/Operations Analytics REST APIリファレンス


1.2.6 ステータスコード

API実行によるレスポンスメッセージのステータスコードを次の表に示します。

表1‒4 ステータスコード

ステータスコード

名前

説明

200

OK

リクエストが適切に処理された場合。

201

Created

リソース作成処理が成功した場合,200の代わりにこちらを返却する。

204

No Content

リクエストは成功したが,返すべきレスポンスが存在しない場合,200の代わりにこちらを返却する。

303

See Other

要求を別のURIを用いて処理させる場合,200の代わりにこちらを返却する。

400

Bad Request

リクエストが不正であった場合に返却する。クエリパラメータの指定範囲不正を含む。

401

Unauthorized

リソースにアクセスするために認証が必要であることを通知する。認証方法はWWW-Authenticateヘッダーで通知する。既にAuthorizationヘッダーを含んだリクエストを行っている場合,認証がそれらのユーザー情報またはhsso tokenに対して拒否されたことを示す。認証が拒否される理由として,指定したユーザー情報(ユーザーIDまたはパスワード)やhsso tokenが不正以外にも,JP1/OAに対する操作権限がない場合が考えられます。

403

Forbidden

該当するオペレーションを実施する権限がない場合。

404

Not found

リソース及びオペレーションが存在しない場合。

405

Method Not Allowed

リソースに存在しないメソッドを呼び出した場合。存在するメソッド一覧を必ず返す。

406

Not Acceptable

サポート外のレスポンス形式が指定された場合。

409

Conflict

サーバに既に存在しているデータが競合しているため,リクエストを完了できない。

412

Precondition Failed

要求が前提条件を満たさないため受け付けられない場合。

414

Request-URI Too Long

リクエストラインが長過ぎる場合。

415

Unsupported Media Type

サポート外のリクエスト形式が指定された場合。

500

Server-Side Error

サーバでの処理エラーに対して返却する。

503

Service Unavailable

リポジトリーサーバでエラーが発生した場合。

4XX,5XX 系のステータスコードの場合,レスポンスボディーが「text/html」形式または「text/plain」形式で返却されることがあります。この場合レスポンスヘッダーに「Content-Type: text/html」または「Content-Type: text/plain」が指定されます。

4XX,500 系のステータスコードだけでは原因を特定しにくいものに関して,レスポンスにエラーのより詳細な内容を提供しています。

上記のステータスコードの使用有無はAPIごとに異なるため,各APIの説明を参照してください。