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JP1 Version 11 統合管理 基本ガイド(IT 運用分析編) 


付録A もっと使いこなすには?

もっとJP1/OAを使いこなすための運用を紹介します。詳細については,マニュアル「JP1/Operations Analytics 構築・運用ガイド」を参照してください。

ユーザーアカウントをJP1/Baseの認証機能で管理する
JP1/Baseの認証機能を利用して,JP1/OAのユーザーアカウントを管理できます。JP1/Baseと連携すると,JP1/OAでのユーザー管理が必要なくなります。すでに作成したJP1ユーザーを利用することもできます。
JP1 イベントの情報を基に分析する
JP1/IMと連携すると,JP1/IMの画面からJP1 イベントを選択してJP1/OAの画面を起動できます。管理者は,JP1 イベントの情報に関連するノードを見て障害の要因を分析できます。
変更管理案件を登録する
JP1/Service Supportと連携すると,障害に対する対処などをJP1/OAからJP1/Service Supportに変更管理案件として登録できます。案件として管理することで業務の流れを可視化でき,担当者間で情報を共有して作業を進めることができます。
障害に対する対処の実行をオペレーターに指示する
JP1/Navigation Platformと連携すると,JP1/OAから障害に対する対処の実行をオペレーターに指示できます。オペレーターは,JP1/Navigation Platformの画面で対処方法を確認しながら障害を対処できます。
カスタムコレクターを登録して任意のアプリケーションを監視する
定義ファイルを使って任意のコレクター(カスタムコレクター)を登録することで,サードパーティ製品などの任意のアプリケーションを含むIT基盤システムを監視できます。アプリケーションの構成情報の収集に加えて,各アプリケーションやホスト,JP1イベントとの関連付けをカスタマイズすることで,IT基盤システムの構成および稼働状況を容易に把握できます。