rdsmaコマンド(配布指令の有無の監視)
機能
配布管理システムに、配布指令があるかどうかを確認します。配布指令を確認する間隔は、設定ファイルのWatchTimeofOrdersに指定します。ここに指定した間隔で、配布指令があるかどうかを確認します。
形式
rdsma{-a〔-h上位システムのホスト名〕|-q}
オプション
- -a
-
配布指令の確認を開始します。
- -h上位システムのホスト名 〜<半角英数字、ハイフン、およびアンダーバー>((1〜64文字))
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エンドWSで、設定ファイルのManagingHostとは異なる上位システムに指令を確認するときに、その上位システムのホスト名を指定します。
- -q
-
配布指令の確認を停止します。
注意事項
次のファイルの存在有無により、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの起動時にrdsmaを自動で起動するかどうか(自動ポーリングを行うかどうか)を制御できます。
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OSがHP-UX以外の場合:/NETMRDS/rdsprm/.rdsmaauto
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OSがHP-UXの場合:/var/opt/NETMDMW/rdsprm/.rdsmaauto
このファイルはJP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール時に生成され、rdsmaが自動で起動されるように設定されます。rdsmaを自動で起動したくない(自動ポーリングを行いたくない)場合は、このファイルを削除してください。また、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの上書きインストールやバージョンアップインストールを行うと、このファイルが再生成されますので、再度削除してください。
なお、自動ポーリングを行わない場合、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentを起動しただけでは、自動でインベントリ情報が通知されません。上位システムからのジョブ実行や手動ポーリングによって通知されます。