$STRCMP(文字列比較関数)
文字列の比較をします。
形式
返却値=$STRCMP(文字列1,文字列2)
指定する値
-
返却値
比較した結果を設定する変数名を指定します。
-
文字列1が文字列2より小さい場合、戻り値に0が返されます。
-
文字列1と文字列2が等しい場合、戻り値に1が返されます。
-
文字列1が文字列2より大きい場合、戻り値に2が返されます。
-
-
文字列1
被比較文字列を定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
-
文字列2
比較する文字列を定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
NODATA |
− |
ERROR |
− |
スクリプト中断 |
引数の誤り、またはそのほかのエラー |
記述例
「DATA1」と「DATA2」の文字列を比較して、同じ場合「STRCMP IDENTICAL」を、異なる場合「STRCMP DIFFERENT ($STRCMP返却値)」を出力する記述例を次に示します。
[SET_VALUE] DATA1 = 'Asset Console1' DATA2 = 'Asset Console2' VAL = $STRCMP(DATA1,DATA2) [IF] VAL = 1 [THEN] [SET_VALUE] MSG = 'STRCMP IDENTICAL' $ECHO(MSG) [ELSE] [SET_VALUE] MSG = 'STRCMP DIFFERENT (' +VAL+ ')' $ECHO(MSG) [IF_END]
- 実行結果
-
STRCMP DIFFERENT (0)