$GETTEMPNAME(一時ファイル名指定関数)
セッション単位に管理する一時ファイル名を指定します。
組み込み関数$GETTEMPNAMEで指定したファイル名のファイルは、ログアウト、強制ログアウト、およびタイムアウトのセッション終了時に削除されます。CSVファイルなどをダウンロードする場合は、組み込み関数$GETTEMPNAMEで指定した名称を使用すると、作成したファイルを自動的に削除できます。jamscriptコマンドで使用するときは、コマンドの終了時に削除されます。
また、ダウンロードするファイルをブラウザのヘルパーアプリケーションで開きたい場合は、ファイルに関連づけられたヘルパーアプリケーションの拡張子を指定します。
形式
返却値=$GETTEMPNAME(ユニーク文字列)
指定する値
-
返却値
取得した一時ファイル名を設定する変数名を指定します。
-
ユニーク文字列
セッション内でユニークとなる文字列を定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
NODATA |
− |
ERROR |
− |
スクリプト中断 |
引数の誤り、またはそのほかのエラー |
- (凡例)
-
−:該当しない
記述例
組み込み関数$GETTEMPNAMEを使用して、一時ファイル名を取得する場合の記述例を次に示します。一時ファイル名は、実行結果に示すようなAsset Consoleが自動的に設定したファイル名になります。
[SET_VALUE] FILENAME = $GETTEMPNAME('Sample.csv') MSG = 'FILENAME = ' +FILENAME $ECHO(MSG)
- 実行結果
-
FILENAME = csv/$$3FAE0F01000004EC0001$4$Sample.csv