12.6.2 メール送信を選択する
各作業者が案件を処理して次の作業者に送付する際に、次の作業者に案件が送付されたことを通知するメールを送信できます。この設定は任意です。なお、メールを送信するかどうかは案件単位またはアクティビティ単位で設定します。
メールを送信するための設定手順を次に示します。
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Flow Designerで[メール編集]ボタンをクリックする。
Mail Designerが表示されます。
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「メール主題」、「メール本文」にデフォルトで表示する内容を指定する。
「メール主題」には64バイト、「メール本文」には1,000バイトまで指定できます。
ここで設定した内容は、各作業者がメールを送信する際に編集できます。
なお、何も指定しないと、メール送信の設定は有効になりません。
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[登録]ボタンをクリックする。
Mail Designerが閉じて、指定した内容でメール送信の設定が有効になります。設定が有効になると、案件のすべてのアクティビティに通知メールアイテム()が追加されます。
なお、メールを送信するかどうかは、実際に案件を送信するときにも選択できます。
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メール送信の設定を変更したい通知メールアイテム()を選択して、[編集]ボタンまたは[削除]ボタンをクリックする。
アクティビティごとにメール送信の設定を編集できます。
[編集]ボタンをクリックした場合はMail Designerが表示されるので、任意の内容を指定します。[登録]ボタンをクリックすると、指定した内容でメール送信の設定が有効になり、通知メールアイテムがアクティビティ単位のもの()に変更されます。[削除]ボタンをクリックした場合は、通知メールアイテムを削除してよいかどうかを確認するダイアログが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。アクティビティ単位でメール送信の設定をしないとき、手順4.は不要です。
なお、削除した通知メールアイテムを再度追加する場合は、対象となるアクティビティを選択して[通知メール追加]ボタン()をクリックしてください。
Mail Designerを次の図に示します。
- メール送信の設定をアクティビティ単位から案件単位に変更するには
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メール送信をするための設定手順で、「メール主題」および「メール本文」に指定した文字列をすべて削除します。[登録]ボタンをクリックすると、案件単位のメール送信の設定に変更してよいかどうかを確認するダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
- 案件単位のメール送信の設定を解除するには
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メール送信をするための設定手順で、「メール主題」および「メール本文」に指定した文字列をすべて削除します。
[登録]ボタンをクリックすると、案件単位のメール送信の設定が有効になっている通知メールアイテムがすべて削除されます。
- 注意事項
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案件を送付したことを通知するメールは、ユーザ管理情報に登録されたメールアドレスを基に送信されます。そのため、メール送信先のユーザのメールアドレスが登録されていない場合は、メール送信を設定してもメールは送信されません。案件の作業者(メール送信元)のメールアドレスが登録されていない場合は、[サーバセットアップ]ダイアログの「メールの送信元アドレス」に設定したメールアドレスが送信元のメールアドレスになります。
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Microsoft Internet Information Servicesでの設定
案件を送付したことを通知するメールを送信するには、Flow Designerでの設定のほかに、Microsoft Internet Information Servicesで次の設定が必要です。
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SMTP仮想サーバの実行
SMTP仮想サーバが実行していることを確認します。SMTP仮想サーバの設定方法については、「7.10.1 SMTP仮想サーバの実行」を参照してください。
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リモートドメインへの受信メールの中継
SMTP仮想サーバにリモートドメインを追加して、そのリモートドメインへ受信メールを中継する設定にします。リモートドメインへ受信メールを中継する設定方法については、「7.10.2 リモートドメインの追加」を参照してください。
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