9.1.5 jamimportコマンドでインポートするファイルの形式
ここでは、データファイルおよびデータファイル名定義ファイルのファイル形式について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) データファイル
jamimportコマンドでインポートするには、資産管理データベースに取り込むための資産情報を記述したデータファイルを準備します。データファイルのファイル形式、使用する文字コードおよび区切り文字と区切り位置を次に示します。
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ファイル形式
データファイルは、CSV形式で作成します。
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使用する文字コード
資産管理サーバをインストールしたマシンのシステムロケールによって、記述に使用する文字コードが異なります。
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日本語:Shift_JIS
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英語:ASCII
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中国語:GBK
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区切り文字と区切り位置
クラスのデータ1件ごとに改行コード(CRLFまたはLF)で区切ります。また、クラスのプロパティごとに「,」(コンマ)で区切ります。なお、データファイルに記述するクラス、プロパティの数に制限はありません。
(2) データファイル名定義ファイル
複数のデータファイルを一括してインポートしたいときには、データファイル名定義ファイルを作成します。データファイル名定義ファイルのファイル形式、使用する文字コードおよび区切り文字と区切り位置を次に示します。
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ファイル形式
データファイル名定義ファイルは、テキスト形式で作成します。
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使用する文字コード
資産管理サーバをインストールしたマシンのシステムロケールによって、記述に使用する文字コードが異なります。
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日本語:Shift_JIS
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英語:ASCII
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中国語:GBK
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区切り文字と区切り位置
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オブジェクトクラスをインポートする場合
インポートするデータファイル名と、対応するオブジェクトクラス名を一組として改行コード(CRLFまたはLF)で区切ります。データファイル名とオブジェクトクラス名は、それぞれを「"」(ダブルクォーテーション)で囲み、「,」(コンマ)で区切ります。
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アソシエーションクラスをインポートする場合
インポートするデータファイル名、対応するアソシエーションクラス名、および関係を持つ2つのオブジェクトクラス名を一組として改行コード(CRLFまたはLF)で区切ります。データファイル名、アソシエーションクラス名、オブジェクトクラス名は、それぞれを「"」(ダブルクォーテーション)で囲み、「,」(コンマ)で区切ります。
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区切り文字と区切り位置の指定方法を次の図に示します。