9.1.3 jamCsvImport.batの実行
業務メニュー「インポート」と同等のインポートをコマンドラインから実行するjamCsvImport.batの機能、形式、オプション、戻り値、コマンド実行時の注意事項および実行例について説明します。
なお、jamCsvImport.batは次のフォルダに格納されています。
<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\exe
(1) 機能
CSVファイルのデータを資産管理データベースに登録、更新および削除します。CSVファイルの情報は、条件に従って一括して資産管理データベースに登録されます。条件の作成方法については、「16.10.2 インポートの条件を作成する」を参照してください。
また、資産種別を指定すると、デフォルトの設定で一括して資産管理データベースに登録されます。デフォルトの設定でインポートされる項目については、「20.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照してください。
(2) 形式
jamCsvImport.bat "CSVファイルのパス" " { -c 条件名 [-o 処理方式] | -a 資産種別 -o 処理方式 } "
(3) オプション
- CSVファイルのパス
-
インポートするCSVファイルをフルパスで指定します。このオプションは、必ず指定してください。
- -c 条件名
-
インポート画面で保存した、インポートの条件名を指定します。
- -o 処理方式
-
インポートの処理方式を次の表に示すコードで指定します。このオプションは、条件名を指定した場合は省略できます。資産種別を指定した場合は、必ず指定してください。
処理方式
内容
001
追加
002
更新
003
追加更新
004
削除
- -a 資産種別
-
インポートする資産情報の種類を、次の表に示すコードで指定します。このオプションを指定した場合、デフォルトの設定でインポートされます。
(4) 戻り値
次の戻り値を返します。
戻り値 |
内容 |
---|---|
0 |
正常終了。 |
1 |
該当するデータがありませんでした。 |
2以上 |
処理中にエラーが発生しました。 |
(5) コマンド実行時の注意事項
Administrators権限を持つユーザでjamCsvImport.batを実行してください。
(6) 実行例
jamCsvImport.bat "c:\temp\Hardware.csv" -a 001 -o 001
コマンドを実行する際にファイルパスを省略すると、<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\scriptworkがカレントディレクトリになります。