6.2.1 基本的なシステム構成
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerと連携した資産管理システムの基本的なシステム構成例を次の図に示します。このシステム構成例は、資産管理サーバが管理用サーバと接続して、管理対象のコンピュータの資産情報を取得する場合の基本的な構成を示しています。なお、6.2.3〜6.2.7の構成例もこのシステム構成を前提としています。
システムを構成する上で次のことに注意してください。
- 資産管理サーバ
-
-
Asset Consoleは、JP1/NETM/Asset Information Manager、JP1/Asset Manager、およびJP1/NETM/Asset Managerと同一のマシンにはインストールできません。
-
資産管理サーバとJP1/IT Desktop Management 2 - Managerは、互いにホスト名およびIPアドレスを直接参照できるネットワーク構成である必要があります。
-
1台のJP1/IT Desktop Management 2 - Managerに対して、複数の資産管理サーバを接続する構成はできません。
-
- 管理用サーバ
-
管理用サーバは、Asset Consoleと同一のマシンに配置することもできます。ただし、管理対象となる機器が多数あり、管理者のコンピュータから高い頻度でアクセスされる運用が想定される場合は、資産管理サーバと資産管理データベースサーバを分散する構成をお勧めします。
- 管理者のコンピュータ
-
Windows Internet Explorer 9、Windows Internet Explorer 10、またはWindows Internet Explorer 11を使用できる環境であれば、特別なプログラムは必要ありません。