7.6.1 ハードディスクの空き容量などをチェックしてインストールする
リモートインストールの条件として、ハードディスクの空き容量や、実装メモリの状態を設定できます。
特に設定をしなくても、リモートインストールの処理中にハードディスクの容量が不足すると、その情報が管理対象のコンピュータからサーバに通知され、インストール時に使用したワークファイルなどがすべて削除されます。しかし、この場合の空き容量チェックでは余裕値を設けていないため、インストールしたあとに必ず空きができるとは限りません。必要に応じて、インストール処理後に10〜20メガバイト以上の空きが必要であるなどの条件を設定してください。
また、実装メモリの条件を設定すれば、インストールしても動作させられないといった失敗を防げます。
このような条件をシステム条件と呼びます。システム条件は、パッケージャの[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックス、またはリモートインストールマネージャの[インストール条件の変更]ダイアログボックスの、[システム条件]パネルで設定します。
ハードディスクの空き容量をチェックしてインストールする例を次の図に示します。