1.15.1 社外持ち出し用PCへのWindows標準のVPNプロファイルおよび自動VPN接続タスクの登録
社外持ち出し用PCにWindows標準のVPNプロファイルを作成し、自動でVPNに接続するタスクをタスクスケジューラに登録する作業の流れを次に示します。この作業は、管理用サーバおよび社外持ち出し用PCで実施します。
管理用サーバでの作業の流れ
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「VPNプロファイルを作成するサンプルバッチファイル※」と「VPN接続サンプルバッチファイル」を編集する。
サンプルバッチファイルの詳細は、「1.15.3 VPN接続設定に使用するバッチファイル」を参照してください。
注※ Windows 7またはWindows Server 2008 R2の場合、Windows標準のVPNプロファイルを作成するサンプルバッチファイルの、VPNプロファイル作成コマンドを実行する個所を削除してください。詳細は「(1) VPNプロファイルを作成するサンプルバッチファイル」を参照してください。
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手順1で編集したバッチファイルを、社外持ち出し用PCに配布する。
「12.1 コンピュータにソフトウェアをインストールする手順」を参照して、バッチファイルを社外持ち出し用PCに配布します。
- ヒント
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配布後に実行するコマンドに、手順1で編集したVPNプロファイルを作成するバッチファイルを設定してください。
社外持ち出し用PCでの作業の流れ
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管理用サーバからバッチファイルが配布されたあとに、Administrator権限を持つアカウントでログオンする。
コマンドプロンプトが表示されます。
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コマンドプロンプトに、VPNサーバにサインインするためのユーザー名とパスワードを指定する。
VPNサーバに接続されます。
- ヒント
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VPNサーバの接続に成功すると、次回以降、このコマンドプロンプトは表示されません。
- 重要
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サンプルバッチでは、VPNサーバにサインインするためのユーザー名とパスワードがレジストリに平文で登録されます。レジストリに暗号化して登録する場合、ご使用の環境に合わせてサンプルバッチを変更してください。
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VPN接続時に認証に失敗した場合、またはVPNサーバへの接続に失敗した場合は、VPNサーバにサインインするためのコマンドプロンプトが表示されます。
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