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JP1 Version 11 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


4.1.7 UNIXエージェント、Macエージェントのソフトウェア情報管理の設定を変更する手順

UNIXやMacのソフトウェア情報を取得してJP1/IT Desktop Management 2の操作画面で管理するには、コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)を編集する必要があります。コンフィグレーションファイルを編集すると、管理対象のUNIXやMacのコンピュータから通知されたり、ジョブの実行でUNIXエージェントやMacエージェントから収集したりした、UNIXやMacのソフトウェア情報を機器画面に表示できるようになります。また、UNIX用やMac用のソフトウェアライセンス管理もできるようになります。ただし、OSによっては1,000件以上の情報が通知され、視認性の低下を招くおそれがあります。

なお、取得したソフトウェア名にはOS名(「Linux」、「HP-UX」、「AIX」、「Solaris」または「Mac」)が付加されます(例:Linux-xxx)。

コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)を設定するには:

  1. コンフィグレーションファイルの設定を変更します。

    コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)の格納先は次のとおりです。

    JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\mgr\conf

コンフィグレーションファイルで設定する定義を次の表に示します。

プロパティ

説明

設定値

デフォルト

UNIX_Software_Manage

UNIXやMacのソフトウェア情報を管理するかどうかの指定

  • YES:管理する

  • NO:管理しない

NO

コンフィグレーションファイルの設定は、JP1/IT Desktop Management 2のサービスの再起動後に適用されます。